ホイールベース延長
パワーUPに対処!

注意
ホイールベースを延長しますとハンドリングが変わるのは勿論の事、
強度が著しく低下します。
自己の考えの元、製作してください。


2004年4月現在、ss1/32 SBクラス歴代2位の記録保持者 Micro TV(阿倍野@大阪)さんのSSレプリカチャンバーをご好意によりテストを行った結果、想像以上のパワーUPに90kg近い私が肛門乗りの前傾姿勢でもフロントリフトが激く、町乗り用としては扱い辛いジャジャ馬になりました!!!
しかし、
秘めたるパワーを叩き出すチャンバーに魅力を感じ、特注チタン製サイレンサー仕様のSSレプリカチャンバーを購入したのは良いですが、町乗り重視のスクーターだけに、スタートの度に肛門乗りの前傾姿勢でアクセルワークに気を使うのも疲れます・・・
そこで、取り廻しに不便さを感じますが、安心してアクセルを開ける為にホイールベースを伸ばす事にしました。
延長にあたり、手っ取り早い方法はエンジンハンガー延長です。
何センチ伸ばすかで悩みましたが、切りのイイ数字で10cmにしました。(^^;; 
いい加減ですね。(^^;;

完成予想



ノーマルハンガーの肉厚が約3mmだったので、同じ3mm厚の鉄板を探し廻っていたら、友達の工場に3.2mmの柄入り鉄板を発見!
柄入りなので戸惑いましたが、善は急げ!で貰いました。(^^;;

溶接後、外部、マウント面のみサンダーで表面を均しました。
エンジンマウント用の穴が空いていないのは、溶接によるズレを考慮。
補強に関しては、実際に走行して判断したいと思っております。
無意味な補強は整備製の悪化を招くので極力避けます。
装着

ポン付けでは、逆ヘの字になりますので、M8のボルトを使って固定させます。
  M6でも良かったのですが、私の体重は一般人より重たいので強度的に心配なのでM8にしました。(^^;;

  ○ 長いボルトを使えはある程度の角度調整も可能です。
  ○ ハンガーの接触面を切削すれば角度調整も可能です。(SS向き)
泥除けは、この位置でカットした後、切断面を火で炙り滑らか?にしました。
お約束の問題発生!?
エンジンが後方へ移動した事により、シリンダーヘッド上部にマッドガードの突起部分が現れ干渉します。
対策としてマッドガードを取り去ります。
装着後の後部

ノーマルより長いパッソルのサスにヒップアップアダプターを噛ませてみましたが、それでも長さが足りません・・・ 座ったらアウト!!
ナンバープレートを曲げて回避する事も考えましたが、年齢的に若くもないので取りあえず、リジット化でその場しのぎを予定してます。
ホイールベース10cm延長に伴い、ノーマルより10cm位長いギア(4KN)のケーブルを使いますが、そのままではブレーキレバーホルダーに嵌りませんから、こんな感じに切削加工します。

※赤い部分を円筒形状に切削します。
※4KN(ギア)のワイヤーは、数種類の品番が存在します。
取り急ぎRサスはリジット化で対処予定でしたが、乗り心地を優先する町乗りJOGなので、他車流用サスを使うことにします。
私が知る限りで理想的な長さのロードパルサスです。


上から
チャンプRS
パッソル
ロードパル
ところが・・・・
ロードパルのサスを取り付けたら、インマニに干渉しダメでした・・・
残念・・・(泣)

いずれ何らかの方法で対処したいと思います。
仕方なくリジットサスを作りました。
その場しのぎのリジットサス・・・
マットガードも取り去り、ヘッドとの干渉を逃れました。
取りあえず完成・・・

振動が意外と少なかった!

急激なフロントリフトは軽減しましたが、肛門乗りは欠かせません。(^^;;
アクセルワイヤーの長い物があれば15cmハンガーを取り付けたいものです。

Rショックに関しても
取り付け位置の変更、キャブレターの向き変更で回避できます。


今回は、製作にあたりアドバイス、助言、部品提供を頂きました皆様へ、感謝感謝m(_ _)m
あきおやじさん、くりよしさん、ohhaさん(順不同)
プラズマ切断、溶接をタダでしてくれた友達の弘樹、部品提供をして下さいました
神奈川県の○○さん、大阪の○○さん
あらためてお礼申し上げます。m(_ _)m
注:チタン製サイレンサーは特注です。







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