フロント廻りバージョンアップ作戦!
(解体、アンダーブラケット加工)

★注意★
このサイトを見られて製作に挑む方へ

溶接も年月が経ちますと脆くなり、千切れて走行不可能に陥り転倒の危険性があります
自己の判断の元で製作してください。




JOGスポーツ50が発売された頃、フロント廻りを移植してましたが、
※1 製作のミス
でハンドルの向きが左に少しズレてた為、レストア序に製作し直す事にしました。(^^;;

今回はヤフオクで入手したJOG-ZRのフロント廻りを移植し直す事にします。
本当はDio-ZX用を移植したかったのですが、予算的に厳しく、1セットしか落札出来ずJOG80用としました。(-_-;)
※1 ステム裏側の溶接を取り去り、圧入されているパイプを叩き抜いた3CPのステムの穴の径が、パッソルのものと比べはるかに大きく隙間を埋めるのに苦労しました。
   タイヤのセンターどころか、垂直の精度もままならね状態でした。

※加工方法には個人の好み、環境等があります。
特殊サイズで高額なダイスを購入する事も出来ず、精度を要求されるカラーを製作しプレス機使う圧入方法は危険を伴う可能性が高いので、溶接方法を紹介します。
・溶接はプロの方に頼んでください。
・溶接方法も万全ではありませんので、大変ですが定期的にサビ、クラックの発見に努めてください。

切断前に長さを計測しておきます。
ここの長さが重要で、寸法を計り損なうと後で大変苦労します。

長さは約200mm。
この部分の計測は念入りに行います!
長すぎるとカウルの間が空いてカッコ悪いです。
カットした、パッソル、JOG-ZRのアンダーブラケット。

カットする時は互いに少し長めにカットするのがミソです。
長い分は後で修正が効きます。
パッソルのアンダーブラケットのパイプを長めにしてカットします。これは後でハンドル固定用台座のボルト&固定ナットが入らなくなる事があるので余裕を持たせる為です。
接続の為に差込むパイプを製作するのですが、少し困った事があります。
パッソル側の内側に約1mmの突起があり邪魔になるので削り落さなければなりません。若しくは固定用ジョイントに溝を掘ります。
赤丸の部分)

内径
パッソル側:約Φ18
JOG-ZR側:約Φ17.5
注意:パイプの径は真円ではありません。
完成したジョイントをアンダーブラケットに打ち込み、センター出し固定すれば、あとは溶接です。
※心棒無しの接続は、走行時に千切れたりして転倒事故を起こす可能性が
 高いので行わないで下さい。
別にしなくても問題は無いのですが、気持の問題で、(^^;;

取去った後は、錆止めスプレーを吹き付け、乾燥後にグリスを塗れば腐食の心配もありません。
ベアリングのボールにモリブデン配合のグリスをタップリ塗り付けます。どうしてこんなに多く付けるのか?と言われそうですが、ブラケット取付け時にボールの落下を防ぐ為です。

※本来ならボールASSYを使用したいのですが、昔を思い出して遭えてボールを使いました。
幸いにも、JOG-ZRの三又にパッソルのフェンダーが無加工で取付け出来ました。ただ、フェンダーとタイヤの隙間が不均等な為、フェンダーの一部を修正して角度を合わせればKOです。

これで少しはパッソル?らしく成ってきました。(^^)


■ハンドル角度の微調整は実際に走行してみて調整をします。
あくまでも参考にして下さいね。(^^)


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