県指定史跡 御所ヶ谷神籠石ごしょがたにこうごいし
神籠石と呼ばれるこの摩訶不思議な史跡は、古代の山城の遺跡ではないかといわれ、巨石墳として著名な綾塚古墳や橘塚古墳と共に福岡のトワイライトゾーンの一角を形成しています。
福岡県京都平野の南側にそびえる馬ヶ岳連山主峰の御所ヶ岳の西北斜面に立地しており、この他に8ヶ所(福岡県高良山・女山・雷山・鹿毛馬・杷木、佐賀県帯隈山・おつぼ山、山口県石城山)発見されている九州地区独特の史跡で、何の為にこれらが建造されたのか不思議な史跡です。神籠石の中でも、ここはその規模と保存状態は良く、水門を持った中門跡は素晴らしい景観を守っています。
これらの壮大な石積みを見上げると、古代人が巨石の運搬と構築をどうやつて成したのか、又その労力の大きさに驚かせられます。というのも、ここの列石と土塁は、約3キロメートルにもおよぶもので、確認された遺構には門跡七ヶ所、列石十ヶ所、総柱礎石郡などがあります。
そのうち特に、中門跡の規模は大きく、整美な水門をもった高さ7.5b、長さ18bの二段の石塁は圧巻です。写真の人物との対比を観て頂くと、その規模が判るとおもいます。こういった水攻め用の水門を持つ砦として古代の山城跡の研究に欠くことの出来ない貴重な史跡です。
第二の西門から南門に至る石列は二重になっていたと考えられています。また石材は、すべて花崗岩で近くに石切場の跡と思われる遺跡も発見されています。
神籠石は、ほとんどが丘や山腹にあって探訪には、ちょっとした登山と同じなので時間もかかり、特に御所ヶ谷神籠石は見学できる遺跡が分散しているのて゛軽装登山のつもりで出かけて下さい。尚、この付近一帯を史跡公園として整備保存されることになっていますので、見学可能か確認されてからお出かけください。また、近くにある綾塚古墳や橘塚古墳も圧巻ですので興味のある方はそちらも一緒に廻るといいでしょう。
| 問合せ先 | 行橋市観光協会または勝山町教育委員会 | ||
| 公開日 | 調査整備保存中 | フリーオープン | |
| 交通アクセス | JR九州日豊本線『行橋駅』下車、車で約30分 または、筑豊本線『新飯塚駅』下車、車で約40分 九州自動車道福岡ICより約1時間40分 |
駐車場 有り | |
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![]() 二段になつた中門 水門の樋の状況がよくわかります |
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![]() 西門 |
![]() 谷部に構築されています |
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