国指定史跡  竹原装飾古墳


竹原古墳は、他の多くの装飾古墳では抽象的な画材が多い中で、高句麗古墳にもみられる朱雀・玄武と推定される画材、技法で装飾され、高松塚壁画古墳とともに比例する日本装飾古墳中ほかに類例をみない特色のあるものです。
径約28b、高さ約5bの円墳で、複式の横穴式石室、前室の左右に玄武・朱雀らしきもの、後室奥壁に、黒と赤で怪獣らしきもの(私の考えでは、大陸の汗血馬のようなものではないだろうか)や人と馬、船や旗指物などが描かれています。
石室内より、副葬品として勾玉、ガラス丸玉、金環、馬具(轡・杏葉・辻金具など)、武器(刀の鞘・鉄鏃)が出土しています。
ここでは、諏訪神社(古墳)の前にある若宮町生活センターにて見学申し込みをすると、ガラス越しにテープによる解説を聞きながら観ることができます。
竹原古墳の絵柄は非常に鮮明に、はっきりと観ることができ、他の装飾古墳と比例出来ません。チブサン古墳を抽象画の雄とすると竹原古墳は具象画の雄でしょう。また、精巧な実物大レプリカが近くの郷土資料館に展示されており、帰りに立ち寄って是非見たいものです。このあたりには、古墳がたくさんありますが、なかでも近くの損ヶ熊装飾古墳の早期の一般公開整備が望まれます。


問合せ先 若宮町中央公民館 電話番号 09495-2-0859
常時申し込み
9:00-16:30
のぞき方法 ガラス越し
公開日
交通アクセス JR九州筑豊本線『新飯塚駅』下車、車で約30分
九州自動車道若宮ICより約5分
駐車場 有り 地図


奥壁
 
玄部 朱雀 

正面図

図柄解説

全景 

装飾古墳古墳神籠石横穴(墓)群古代遺跡探訪日記みんなの輪

Ver3.6010705