よくある質問 Qand A (更新 H21年1月5日)) TOPへ

よくある症状でどんな検査が必要でしょうか?
 
1)頭痛でお困りの患者さんへ
  頭のMRIと頚椎XPが必要なことが多いです。
  頭のMRIでは、脳実質を検査して、脳梗塞や
脳腫瘍をチェックします。耳鼻科的な頭蓋深部の
副鼻腔炎も明確にわかります。
   さらにMRA 脳血管撮影を行い、放置すると
くも膜下出血を起こすという血管異常をチェックします。
 頭の後ろは頚椎異常から頭痛が生じていることが多く、
頚椎XPをチェックすると、わかります。

2)めまいや手足のしびれでお困りの患者さんへ
 脳循環がおかしくなっていることが多く、
脳血管だけではなく、頚部の血管を調べる必要があります。
頭のMRI、MRA、そして頚動脈エコーをすれば、

よくわかります。
   めまいと手足のしびれが同時にあるときは、
頚椎がぐらぐらしておきることが多く、
頚椎XPとMRIを調べれば、はっきりします。
検査結果をわかりやすく説明してもらえるだろうか
という不安な患者さんへ


検査結果は説明してもらったが、よくわからない
患者さんもいらっしゃると思います。
レントゲンフィルムだけでは、見逃す所見もありますので、
当院では、フィルムと同時に
コンピューターで、拡大したり、条件を調節しながら、
ていねいに診断を行い、満足していただける説明を
心がけております。特に MRA 脳血管の説明は、
マッキントシュのOsirixというソフトで行っております。

下の写真は左がマッキントッシュMac Pro 2台とG5とdual displayで脳血管が出ています。
右の写真は電子カルテマイプロドックとその右がRS_Baseをこれもdual displayで連携して活用している所です。

DICOM通信でMRIとCT、CRからの映像がOsirixとdcm4cheeというDICOMサーバーに送られてきて、フィルムレス環境で管理されています。
しかし必要時はフィルムに現像もできるようにしております。医療機関にはCDにデータをやいて送付しております。
ディスプレーは第1診察室に12台あります。問題は発熱ですので、扇風機が活躍しております。
院内の温度管理は、その係りが奮闘しております。



もし当院で治療が困難な場合はどうなるのか心配の患者さんへ協力病院を適切に検討してお勧めし、ご紹介致します。