盲導犬と歩行体験 県青年の会筑後ブロック 理解広めるイベント(H17.2.20日)
盲導犬への理解をと、ボランティア団体「福岡県青年の会筑後ブロック」(中島真美代表)は二十日、久留米市東合川町の地場産くるめで、盲導犬チャリティーイベント「心と心をつなぐハーネス」を開いた。
「ハーネス」とは、視覚障害者と盲導犬をつなぐベルトのことで、イベントで講演会や福岡盲導犬協会による盲導犬訓練のデモンストレーションなどがあり、同協会員が「仕事中の盲導犬を見かけたら、触ったりせずにそっと見守って」などと説明。約百六十人の参加者は熱心に聞いた。
歩行体験会で目隠しをして盲導犬と歩いた久留米市山川町の中村真悠子ちゃん(7つ)は「ちゃんと歩けた。盲導犬ってえらいな」と笑顔。中島会長は「筑後地区は盲導犬を預かって育てる『パピーウォーカー』が少ないので、もっと理解を広めたい」と話していた。
目指せ、パティシエ 児童がケーキ作り 地元の菓子職人が指導(H17.10.30日)
菓子職人が子どもたちを直接指導する「未来のパティシエ教室」が三十日、穂波町枝国の町総合福祉センターであり、同町と飯塚市内の小学生二十三人がロールケーキづくりに挑戦した。
県のグローバルウイング(旧青年の船)に参加したOBらでつくる県青年の会筑豊ブロックが主催。筑豊の伝統産業である菓子づくりを通じ、地域への愛着をはぐくんでもらおうと企画した。
講師役は、地元の菓子メーカー・さかえ屋の三人の職人。ぎこちない手つきで作業する子どもたちに手を添えながら「おいしくなあれ、と気持ちを込めながら作って」などと声をかけていた。
最後に全員で試食し、子どもたちには「未来のパティシエ」の認定証が贈られた。同筑豊ブロック長の岩尾一豊さん(33)は「将来、菓子職人になって筑豊の伝統を受け継いでいってくれれば」と話していた