【理念と信条】

 

【理念】
私は、理系科目の指導を通して、自発的に考えることのできる人、論理的に考えることのできる人の育成に努めます。
【信条】
・私はすべての生徒様を認め、一人ひとりの個性を尊重します。
・私はお客様に感動していただけるよう誠心誠意つくします。
・私は学業成績だけで評価される塾は目指しません。

 

 

 

■ 私の思い

 

人間の価値は、成績、学歴といったもののみで決まるわけではありません。他の要素として、たとえばコミュニケーション力だったり体力だったり、人に対するやさしさだったり、責任感だったり、創造性だったり、笑顔だったり、根性だったり、リーダーシップだったり、正直さだったり、礼儀正しさだったり、…人のよさはひとそれぞれです。

そういったよさに、頭のよさ(論理性とか教養の深さというか)も兼ね備えていれば、さらにすばらしいと思います。

 

生徒様自身、あるいはそのご父兄様がお子様に対して思うことは、社会人としてちゃんとやっていってほしい、幸せな人生を送ってほしい、世のため人のために役に立ってほしい、人生で成功してほしい。… ということではないでしょうか? (何を幸せとするか、何を成功というのか?も定義が難しいですが)

 

それらを得るための、いくつかの要素の中に、学校で習う勉強も含まれると思います。ここで言う勉強とは、勉強の中身と勉強に対する姿勢も含みます。

 

私は個人塾という立場から、“勉強の面で皆様のお役に立てることができれば“と考えました。

 

私は生徒の皆さんが、できるだけ楽しく学べるように工夫して指導させていただきます。ただ暗記するというよりは、なぜそうするとか、なぜそうなるとか、興味を持って脳を働かせ、頭をつかうことに重点を置きます。(そうすることで考える力を養うと同時に記憶も確実なものになります。)

 

物事の本質をとらえることができれば、受験(試験)に関しては、ひねった問題でも解けるようになり、公式を忘れにくい、忘れても思い出す(作り出せる)ことができるようになります。(公式とは「与えられた情報を放り込むと答えが出てくる便利なもの」ではありますが、一度はその中身を理解してから使ってほしいものです。)

 

私は文科系の科目、特に「歴史」は嫌いな教科でしたが、今考えれば、「なぜその争乱は起こってしまったのか?」といった視点から考え、政治的な背景や、かかわる人々の思いまで掘り下げてみれば、きっと面白く勉強できて、丸暗記の苦痛からも開放されたのではと思います。

 

学校で学んだ内容は、きっと将来の生活に役に立つでしょう。

理系科目に関して言えば、数学で学んだ論理的な考え方、理科で学んだ生活の中に利用できる知識、困っている外人さんに(将来日本の労働力不足対応で日本に来られる外人さんは増えます)ちょっとした英語で話しかけたりする英語力。もちろんその道のスペシャリストの道を歩む人の基礎となることはいうまでもありません。

 

また、勉強の内容だけではなく、勉強にしっかり取り組み、頑張った姿勢も将来の自分の力になるでしょう。

勉強が好きという人もいらっしゃるでしょうが、大勢の皆さんは「勉強はきらい」と答えるでしょう。

しかし嫌いなことでも、自分の目標を明確にし、その目標に向かって、強い意志を持ってがんばる。当然我慢しなければならないこともある。その結果目標を達成するということは自分の自信になります。

 

大人になって、自分でいろいろな商品やサービスの価値を判断できるようにならないと、せっかく貯めたお金を無駄に使うことにもなります。人の話が正しいのかごまかしが入っているのかの判断も出来ないと詐欺にひっかかったりもします。

他人にプレゼンテーション(企画提案など)する際に、論理的に自分の話を進め、相手に納得してもらうことも必要でしょう。異性へのアプローチも自分を売り込むための一種のプレゼンテーションですね。

 

「正解を覚える」ことも必要ですが、なぜその正解に行き着いたのか?を考える。どうやって答えに行き着こうか?を考える。社会に出ると答えがない場合は自分で作らねばなりません。たくさんある答えのうち、どれかを選ばなければならないこともあります。私の思いは、生徒様に「考えることができる人間」になってほしいということです。またさらには、その自分の考えたことに自信を持ち、強い意志を持って実行してゆける人になってほしいと思います。

 

私生活や会社での生活を問わず、自分が持っている知識や知人やネット等から集めた情報をもとに判断し、自分で決定し、行動し、その結果については他人や環境のせいにせず、自分で責任を持てる自立した大人。自分で人生を設計し、コントロールし、自分の納得のいく人生を歩んでいける大人になってほしいと思います。

 

 

追記:

私自身も47歳にして、まだまだ精進しなければならないと思っています。決して「先生」として高いところから物を言うことのできる人間とは思っておりません。生徒様には「わからないことを一方的に教える」のではなく、「ともに考える、一緒に調べる、生徒様の能力を引き出す」といったスタイルで生徒様に接するように努めたいと思います。そういったコミュニケーションの中から、生徒の皆様が自分でなにかを感じたり、気がついたり、得るものがあったり、してほしいと考えています。

ありがたいことに、そうしたコミュニケーションを通じて私自身が生徒様から教えられることも多くあります。

 

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