はじめに |
CPLDが試してみたいよー、ということではじめりです。どこからはじめてよいやら。メーカーとしてはXilinxとAlteraが有名らしい。調べてみると(って眺めただけ)、、、一言、Xilinxの方がやすい!よってこっちに決定。(あとからわかったんだけど、Alteraのほうがちょびっと高機能みたいです。)
最近軟弱になってきたので、東京の出張時に4階の若松(ラジオ会館駅前店というらしい)で12,000-で完成品を入手。東京はなんてべんりなんだ。ヒューマンデータにも似たものが売ってます。
開発環境のセットアップ |
いまの御時勢、開発環境がフリーでダウンロードできる。いい世の中になったもんだ。XilinxのページからWebPACK ISEをダウンロード。よくわからないので全部にチェックをつけてダウンロードしました。あとシミュレータ(ModelSIM XE)もダウンロードできるようになってました。こっちのほうは後日メールでライセンスファイルが送られてきてライセンスウィザードで使用可能になりました。バージョンは
WebPACK ISE 4.1WP3.x
というもので、書き込みソフトは
iMPACT 4.1WP3.x
でした。これらをWindows2000SP2にインストールしました(プリンタポート直結ISP書き込みできます)。
何か書いてみる |
何か試してみたくて臆病な私は、「あるポートをLOにしたら別のLEDを光らせる」という、この上なく簡単な回路!インバータ1個のみです。
回路はほんとに上のように回路図で書けます、こんなんが無料なのか?将来的にはVerilogHDL言語を使用の予定。なんか括弧でくくる感じがC言語みたいだったので。ちなみに上のような回路図とVerilogHDLとを混合させて作れるみたいです。
自分用の記録のために手順を記しておくと、
(1)Project Navigator を起動。
(2)File -> New Project でチップの種類(XC9572 PC44)、開発言語(XST Verilog)に設定。
(3)Project -> New Source でソースを追加。ここでSchematicを選択。するとXilinx
ECSという回路図エディタが自動で立ち上がります。
(4)適当に回路図を書く。ここで出力にする予定のポートをダブルクリックして「Outport」に変更しないとあとで『入力ポートしかないよー』とはじかれます。
(5)これから合成、埋め込み、*.jedの作成。Project NavigatorのProcess for current
sourceのそれぞれの項目を上から順にダブルクリックしていきます。
(6)Impliment design -> Fit -> View fitted designでどのピンが割り当てられたか見れます。そう、指定しなければ自動で割り当てられるんです。
(7)書き込みです。Generate programming file -> Configure deviceをダブルクリックでiMPACTという書き込みソフトが立ち上がります。
がーん、書き込みできませんでした。
書き込み器の作成 |
今のバージョンの書き込みソフトでは、ついてくる簡易版書き込みケーブルは使えないかもです。そこでXilinxで公開されている書き込み回路を作ってみました。でもキット付属のケーブルを半分使用して作るので、キットは無駄にはなりません。
こんな感じでケースにしまいこんでみました。それともうひとつパソコンの設定です。まずBIOSでECPに設定していること。Windows2000の時の注意はデバイスマネージャーでLPTポートの割り込みを直接使うように設定することです。こんなんで相当はまりました、涙。
で、さっきの続きで、iMPACTから右ボタンでプログラミング。キタ━━(゚∀゚)━━!!!!!。書き込まれてるよ、動作してるよ、すげー、おもれー。
おしまい |
とりあえず動いたみたいです。このボードはLEDが大量についててにぎやかです。ひとまずLEDをいろいろ点滅させてみたり。
ThinkPad i1124はプリンタポートがついてるのでべんり。B5でシリアルパラレルつきのノートとして重宝してます。でも後継のs30(レガシーポートなし)も終了みたいです。このノートは手放せないです。