ロゴ



『 サビーヌ・ヴァイス 写真展 』

1998年 4月 1日−30日 銀座 貴族

フランスの女流写真家サビーヌ・ヴァイスの来日を記念して、
1940年代から現在までの作品、約30点の作品を展示。



※画像をクリックすると、大きな写真が見られます。

サビーヌ・ヴァイス サビーヌ・ヴァイス サビーヌ・ヴァイス サビーヌ・ヴァイス
サビーヌ・ヴァイス サビーヌ・ヴァイス サビーヌ・ヴァイス サビーヌ・ヴァイス

●サビーヌ・ヴァイス
1924年スイス生まれ。
1946年以降パリに住み、ヴォーグ、マッチ、ライフ、ニューズウィーク、エスクァイア等で活躍。
写真集も10冊を超える。1987年、芸術文学シュヴァリエ受章。

●作品収蔵先
ポンピドーセンター、パリ国立図書館、パリ市立近代美術館(フランス)/ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館(アメリカ)/ エリゼ美術館(スイス)/フォークワン美術館 (ドイツ)/ 京都国立近代美術館(日本)等多数。

■サビーヌ・ヴァイス写真展 銀座『貴族』で開催

油彩以外の版画や素描が、独自の芸術作品として社会に認知されるようになったのも、最近のことであるが、「写真」というものについての日本での評価も、まだまだこれからなのかも知れない。
1998年4月に、フランスの女流写真家サビーヌ・ヴァイスが来日するのを記念して、彼女の写真展が銀座のクラブ『貴族』で開かれた。

※写真は、開催当時毎日新聞に掲載された記事

サビーヌの作品は、1955年、世界的に話題を呼んだ、スタイケンの企画「人間家族」に出品され、ニューヨーク近代美術館を皮切りに、世界各地を巡回した。 彼女の作品は、日本でも多くのファンを作ったロベール・ドアノー等、フランスの偉大なヒューマニストの系譜に連なるものである。 その深い人間洞察を感じさせる写真は、地元パリのポンピドー・センターはもとより、ニューヨーク近代美術館をはじめ世界各地の主要美術館、日本では京都国立近代美術館に収蔵されている。この企画は、1940年代から最近作までの約30点。 まとめての紹介は日本では初めてだった。 『貴族』のお客様のための展示であったが、特別に土日の昼にお店を開放し、一般の観客にも公開された。
(企画協力・Editorial Airplane)

1998年4月4日(土)の夜にサビーヌ・ヴァイスを迎えてオープニング・パーティ&ミニ・コンサートを開催。
出演は、パリで修行されたピアニストの金子薫さんと、若手のヴァイオリニスト佐久間大和さん。