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Editorial Airplane に関連する、お勧め情報です。

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アンドロギュノスの裔(ちすじ)
渡辺温 オマージュ展
2011年9月22日(木)〜10月2日(日)
11:00〜18:30 (会期中無休)

「あらゆる小説の中から、
いちばん美しい文章を一つ選べと言われたら、私はためらいなく
渡辺温(おん)の『可哀想な姉』のいちフレーズを思い浮かべる」。
そう久世光彦に言わしめた短編を含む渡辺温全集が、
このたび東京創元社(創元推理文庫)から出版。
これを機に、ギャラリー・オキュルスの30周年企画として、
同画廊が、渡辺温へのオマージュ展を開催。

【参加作家】
石塚公昭 岩佐なを 宇野亜喜良 喜國雅彦 北川健次
グレゴリ青山 高橋千裕 高山ケンタ 竹本健治
TOMIZO(田代富夫) 建石修志 中村 裕 楢 喜八
本多正一 二井康雄 山下陽子 山本じん

高輪の閑静な住宅街の画廊にお邪魔して、
渡辺啓助氏に会い、弟の温氏の事を知り、濟氏にもお会いした。
それからもう30年近くの時が。
お三方とも今はいないが、どの方も私の頭の中に住んでいて、
時々「やぁ」と声をかけられたりもする。今回は、
現実には一度もお会いしたことのない温氏のオマージュ展。
会場に置かれている小冊子に短文を書かせて戴いた。(E.A.)


東京都港区高輪3-10-7 地図
ギャラリーオキュルス 詳細 TEL 03-3445-5088
◆都営浅草線高輪台駅より3分 ◆JR品川駅より10分


JINMO爆展 "id 2"
JINMO Explobition "id 2"
2011年6月10日(金)、11日(土)、12日(日)
6月17日(金)、18日(土)、19日(日)

2週に亘り、週末の金曜、土曜、日曜の6日間開催
14:00〜19:00(イベントがある日は23:00頃まで)


「id」(ラテン語)は、ニーチェ、フロイト等が用いた「Es」を表す。 無意識において、無意識的防衛を除いた感情、欲求、衝動が詰まっている部分。 第30回フィナール国際美術展にてパリ・サロン・ド・メ名誉会長のキャロリーヌ・リー賞を受賞した nanoZen 002 他、 同シリーズの作品を中心に展示。未公開新作も多数。

「私の欲求は……、思いもよらぬ絵画を見てみたい。思いもよらぬ小説を読んでみたい。 思いもよらぬ楽曲を聴いてみたい。思いもよらぬ映画を観てみたい。既に在るものは、もう要らない。 ……頭の中に "?マーク" がたくさん出てくるような、思いもよらぬ体験で、初めて興奮できる」 JINMO

ミクロン単位での作品鑑賞を可能にする為、NASAも導入している世界最先端の高品質顕微鏡メーカー 「スカラ株式会社」の協力により、多数の顕微鏡を設置。 ペン先から nanoZen が産まれるその瞬間を、巨大ディスプレイに投影しての、 驚愕のライブ・ペインティングが行われる他、対談、演奏、コラボレーションなどのイベント、 加えて予期せぬハプニングなども。


精力的な活動を続けるJINMO氏の「破格」と「繊細」を、ぜひ「現場」で。(E.A.)

東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 4F 地図
MAGIC ROOM??? TEL 03-6408-9255
◆JR恵比寿駅東口出口から徒歩6分


シュルレアリスム展
パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による
2011年2月9日(水)〜5月9日(月)
10:0018:00(金曜日は20:00まで)
毎週火曜日休館(ただし5月3日は開館)


いとしい想像力よ、 私がおまえのなかで なによりも愛しているのは、 おまえが容赦しない ということなのだ。

アンドレ・ブルトン著 巖谷國士訳
『シュルレアリスム宣言・溶ける魚』(岩波文庫)


容赦しない想像力。愛も自由も、痛みを伴っている。(E.A.)

東京六本木・国立新美術館 企画展示室1E 公式HP


ミレッラ・ベンティヴォリオ展
MIRELLA BENTIVOGLIO EXHIBITION
2010年11月24日(水)〜12月3日(金)
11:00〜18:30 (会期中無休)

ミレッラの作品にしばしば象徴としてあらわれる「卵」が、
いま彼女の「眼」になっています。
日本の「眼」で、イタリアの「眼」をお楽しみください。


Visual Poetry の大先輩・高橋昭八郎氏に紹介して戴き、
1990年に、私の Visual Poetry 作品集
『Nobody loves me』(Gallery Oculus 刊)をイタリアへお送りした。
当時は右も左もよく分からず、相手が男性か女性かも不明。
そのことを書いてお送りしたら、すぐに返事が。
「私は、女性です。でも残念だけれど、おばあちゃんなの」。
洒落た文面が、頭に焼きついて離れなかった。
今回の企画は、Visual Poetry の仲間でもある、
書家の砂田千磨さんとミレッラとのご縁で実現。
国境を超えた、共通の視覚言語で繋がる世界。
拝見させて戴くのが、今から楽しみでならない。(E.A.)


東京都港区高輪3-10-7 地図
ギャラリーオキュルス 詳細 TEL 03-3445-5088
◆都営浅草線高輪台駅より3分 ◆JR品川駅より10分


橋本平八と北園克衛展
異色の芸術家兄弟
2010年10月23日(土)〜12月12日(日)
10:00〜18:00
(入場は閉館の30分前まで 料金:一般1,000円)


彫刻家(橋本平八)と詩人(北園克衛)、異色の芸術家兄弟。 純粋な表現の探究の軌跡を。貴重なジョン・ソルトコレクションも展示。 10月24日(日)14時からは、 ■講演会「北園克衛と海外の詩人たち ジョン・ソルト(ハーバード大学 エドゥイン・O・ライシャワー日本研究所研究員)、田口哲也(同志社大学教授) ■パフォーマンス 「北園克衛の世界」西松布咏(邦楽家)、大野慶人(舞踏家)などもある。

「北園克衛研究中」と刷られた透明な名刺を持ったジョン・ソルトに、出会ったのは30年も前。 邦楽家の西松布咏さんとのコラボに参加させてもらってからも、もう6年になる。 地道な努力が確かな実を結んでいくのを見るのは、なんとも嬉しい。(E.A.)


東京都世田谷区砧公園1-2 ◆交通案内
世田谷美術館 TEL 03-3415-60  詳細