9/29号「キンキンケロンパ、ラブラブ。第二の黄金期
うつみ宮土理 発言 
九月十四日「3BABA+ワンコンサート」終了後の記者会見 にて。リポーターからの
「愛川家はおしどり夫婦で有名ですが、不倫などは?」という質問に答えて。
ここでナンシーさんからの口撃を受けている女性は3人、もはやおばあちゃんと見られている、うつみ宮土理 、私が取り上げてほしいと前にお願いした扇千景建設大臣、そしてどうもナンシーさんの天敵らしい、松田 聖子。
似顔絵とタイトルはうつみで、これは扇千景にして、闇の圧力がこうむるのを 恐れてのことか。取り上げているんだからそうも言えないかもしれないが、似顔絵は目立つからちょっと 遠慮したのかも。
人がよさそうなうつみさんをなぜ口撃の対象にするのか。外見のはでさ、下世話な 内容の、女性タレントたちとのトークとかで仕切ったりするからか、いつまでたってもキンキンケロンパなどを持ち 出すからか、あの笑顔が気に入らないのか。似顔絵は80代に見られてもおかしくないような うつみさんが・・・、ああ・・・。
私はそんなに嫌いではない。年齢のわりに老けないのはそれなりの努力をしているみたいだ。理解のある だんなに恵まれたことも要因のひとつだろうし。
私のリクエストに応えて扇千景登場。あの自信たっぷりの 笑顔を見ていると何か一言言いたくなるよね。内実はわからないが、建設大臣としての扇さん、奮闘してる ように見える。元女優のキャリアも活かしてのスマイルにあのファッション、そりゃあ永田町の中では 十分華になれますよ。ナンシーは”おばあさん”呼ばわりしてるけど。 もちろん、頭もそれなりにいいんだろうけど女性特有のぺらぺらのおしゃべり。やっぱり気になるのは、 自信たっぷりの笑顔に物言い、そして気に入らないものに向ける意地悪そうな一瞥かな。
そしてうつみの今回の「3BABAコンサート」や以前取り上げた林寛子らのユニットなどの存在理由が、 彼女たちと同世代の人たちにエールを送っているのだということに対して ナンシーは「わたしが五十、六十になったときに、松田聖子に『同世代、頑張りましょう!』って 言われてもムカつくだけだと思うが」と反論する。でもそれってやっぱり松田聖子だからでしょう? 同世代の聖子が虫唾がはしるほど、あるいは、怒りで燃えるほど嫌いな理由はよーくわかる。 彼女と同世代の同性はたぶん、聖子の生き方にあこがれるか、ばかにするか、羨ましさのあまり憎たらしく 思うかのいずれかでしょう。彼女たちにとって、聖子は自分を映す鏡でもあり、いつまでもつきまとってくる 影でもあるのだろう。世代の違う私がいうのもなんだが・・・。

9/22号「(松田聖子と郷ひろみのデュエット曲は)王道をいくバラード」
関係者の発言として報道 
九月七日 発売前の「聖子&郷」のデュエットについては
詳細はいっさい明らかにされていないが、バラード曲であることが判明したらしい。
ナンシーさんはこの話題がワイドショーで大きく取り上げられることがたいそう不満らしい。”ワイドショー や芸能ネタでは封印してきた言葉”である「くだらない」や、”言ってみたところでどうなるわけでもない と思っていた”「視聴者をばかにするな」、そしてきわめつけの「猿芝居」「三文芝居」と四連発の叱咤 を浴びせている。「本当に二人のデュエットが聞きたいと思っている人がいるのか」とか、もし結構な数いたと しても「とほほ」であるとまで言う。
「TV Watching」欄でも取り上げた私は、これとはかなり違う感想を もったので、少し反論してみよう。
と言っても最初から腰砕けのようだが、二人のデュエットが聞きたいと 思っていた人はまあ少数だろう。”思っていた”人だ。皆が周知の過去を共有する二人、(郷の著「ダディ」 にも登場している)紆余曲折を経て新しい生活に踏み出している、そんな二人がデュエットするという 空から降って来たような企画が、二人の合意の下に成立し実現の運びとなった。これを「背に腹はかえられな くて」とナンシーさんは解釈するようだが、今の郷の勢いからはそうは言えないんじゃあと思う。では 聖子側からのしかけなのだろうか?私は二人とも荒波にもまれ、大人になったんだと取りたい。そして 今やっと顔を合わせても冷静でいられるようになった、またかつての同志としてのいたわりのような気持ちも 一方にある・・・。そうじゃないとなかなか実現できることではないと思うけど・・・。 それとも二人ともそんなことなどお構いなしの厚顔無恥で、ただ 話題作りに奔走しているというのだろうか。そこまで焼きがまわったとも思えないけどね。
本当は私としてはこの二人の過去はどうでもよくて、曲として想像したときに、合うかもね〜とまず思った。 で出ると知ってからはやはり「聞きたい」と思うのが芸能ファンなんじゃないかなあ。 だから話題性あり、”映す価値あり”と私は思うんですがねえ。今の郷だから言えるのかもしれないけど。 それと付け加えておかなければならないのは、歌手としての二人は一流でしょう。今の人気の有無に関係無 く。決して「値踏みを誤っている」とは言えないと思う。

7/28号以降、私が「小耳にはさもう」にコメント しない理由(ワケ)
8/4号・・・「テレビおじゃマンボウ」放送しろと脅迫
日本テレビ系列のこの番組は見たことがないので・・・(やってるかどうかも知らない。「テレビ岩手」で は見られないらしく、脅迫状が届いたという話を毒入り目薬事件などとからめて・・・)
8/11号・・・「夏休み特別企画第一弾として、今週は女盛りゲザデレタの皆さん をお招きしております。」
ゲザデレタとは説明するのもどうでもいいが、言わなきゃだれも知らないとい うくらいなので、メンバー紹介するとあの林寛子(黒澤監督の息子の嫁、クロパンの妻)、あの澤田亜矢子、あの あべ静江そしてこんな恐ろしい仲間に加わることになった、大場久美子(コメットさん)の平均年齢40代? のユニット。こんなものに関わりたくない!
8/18・25号・・・松田聖子、9/1号・・・三遊亭円楽、9/15号・・・石田純一
を取り上げていた。いずれも絶頂期を過ぎた下り坂の芸能人だ。円楽さんは歳のせいか体調が悪いようだし ・・・(と言っても私はもう10年以上「笑点」は見てないんでなんとも言えないが)後の二人はいわゆる ワイドショーでもお騒がせの人で、まあそれでがんばってはいるが、うら淋しいというか、やはり、人気の (ランクの)衰えは隠せないというかそういう人達でそれをあれこれ言ったところで・・・。
9/8号・・・「でも最後の力をふりしぼって、がんばってほしいですね」
日本テレビ系 24時間テレビでのRIKAKOの発言
この番組も今年は全く見てないし、デリケートな問題も含み、単純に一言で片付けられるものでも なさそうだしで、パスした。
というわけで最近はなかなかピンと来るものがないわけです。でも1週間に必ず誰か一人に いちゃもんつけなければというのもきついもんですね。願わくばより権力を持っている人、地位の確立して る人のちょんぼとかにいちゃもんつけることをめざしてほしい。
文芸評論家の斎藤美奈子氏がビート たけしの詩集を「恥ずかしい・・・」と「週間図書館」ではっきり言っているように・・・。(「どうす りゃいいんだ、この一行」9/15号)