完全に広末涼子は芸能ジャーナリズムのターゲットになっている。にもかかわらずこの御乱行である。 別に男と肩組んでとかいう写真じゃなく、女友達と二人でクラブを出たところの写真なのだが。その何時間か 前にうわさの男、金子賢がその店から出てきた、とか、着ていたＴシャツの色が変わっていたとか、とにかく カメラが張りこんでいたのである。夜通し遊ぶ芸能人や学生は他にもいっぱいいるだろうが、今までの広末の イメージがイメージだけに、”プッツン”と取られても仕方ない。
そもそも彼女のプッツン第1幕は リュック・ベッソン監督の映画「ＷＡＳＡＢＩ」の記者会見に共演のジャン・レノとともに列席して、 突然涙を流したのが、始まりだ。そのときはフランス語のせりふやプレッシャーでつらかったんだろうなあ、と 納得がいくにはいったのだが、思えばこのころから情緒不安定だったのか。
第2幕は有名な千葉までの深夜（明け方？）タクシー無賃乗車。千葉の海岸（海辺？）でドラマのロケがあるものと思い、 夜遊びの後に、あわててタクシーに乗り込んだ広末。着いてみれば、悪天候でロケは休み。ロケ地には誰も いなかった。そこでケイタイで連絡を取ろうとするも、つながらず。海の売店で電話を借りる。タクシー代は 店の客から借りる（4万円）というお粗末。しかもその後が奇行と言われても仕方ないところで、その店で カレーを食べる。（まあ、お腹がすけばしょうがないけど・・）そこでぐっと居直ってカブトムシやら漬物 やらのおみやげを買ったと言うから驚き！
その後の広末も、ドラマの収録では声がガラガラだのみょうに ハイテンションだの先輩の役者に注文つけただの、変な話ばかりが漏れてくる。
とＴＶでのうわさを書い てはいるが、私はほんとは、それほど広末さんが変になっているとは思わない。フランス映画での緊張感、 仕事の忙しさ、学業との両立云々と大変なストレス。で、それを跳ね除けて、21歳の夏を楽しまなきゃ損だくらいの気持ちじゃないのかなあ。 ちょっとアイドルタレントとしての自覚には欠けるけど。それと同じプッツンタレントでも華原朋美のような キャラなら、スキャンダルが似合うし、一度爆発した後は、「シュウマイ弁当、でもここは行田！」とあっけ らかんとしたものだが、広末の場合、なんかそのスキャンダルがじめじめと暗い感じで、冗談にならないような 気がするのだがどうでしょう。