薄毛は虫歯とおなじで症状が目に見える状態なら、
すでに内部ではそうとう進行している。
目に見えないところの薄毛信号を事前にキャッチして、
適切な育毛法を組み立てることが成功の秘訣。
薄毛の原因や情報を、抜け毛は知らせている。
だから育毛を成功させるには、どのような毛が
どれくらい抜けているかを調べよう。

 

 Cの毛根=自然脱毛の毛根

毛の寿命は男性は3〜4年、女性は4〜6年だが、寿命を終えて抜けた毛の毛根は
マッチ棒のような形状をしている。
しかしこの毛がほとんどだからと安心してはいけない。
毛が老化してくると4年の寿命が3年、2年と短くなるが、寿命が短くなった毛も
おなじ形状をした自然脱毛として抜けるのだ。
だから抜け毛だけでなく、頭皮の老化度とあわせて調べる必要がある。

 Bの毛根=広汎性脱毛の毛根

毛根にしっぽのついたような形状の抜け毛は、何かの原因で途中で
事故死してしまった毛根で、寿命をまっとうできなかった毛。
原因はいろいろだが、毛穴の内部や身体の内部に原因があると考えた方がいい。
よく皮脂が原因といわれてシャンプーや頭皮クレンジングで皮脂を取る手当を
している人がいるが、これはまちがい。(悪化の原因にも)
皮脂で抜けるなら、あまり洗髪しない民族は薄毛が多いはず。
抜け毛の中でこの毛がどれくらい抜けているかが問題になる。

 Aの毛根=短小毛

毛先がとがって短く細く弱々しい毛で、これは若死にしてしまった毛といえる。
毛は1ヶ月に約1cmほど伸びるので、5cmの短小毛なら平均4年もあるのに
たったの5ヶ月くらいで死んでしまった毛なのだ。
このような短小毛が多いほど人口(髪の数)は激減してくる。
毛には境界線があり、うぶ毛状態(軟毛)になると、もう太く長い毛(硬毛)には
回復できなくなるので、それまでに手当をしよう。
まずこの短小毛がどれくらいあるか調べよう。

 

抜け毛の本数を調べる
平均はその人の頭皮により違い、30本でもアブナイ人もいるし、70本抜けても
それほど心配ない人もいる。 
またすこしくらい本数が多くても上図のCの毛=自然脱毛がほとんどなら、
それほど気にする必要はない。
Bの毛は顕微鏡などで拡大してみないと判別しにくいが、
何かの原因で途中で抜けた毛なので、その原因をつきとめて改善する必要がある。
Aの抜け毛が目立つようなら、速い速度で薄毛が進行している証拠。
一刻も早く、本格的な育毛に取り組んだ方がいい。
抜け毛の太さを調べる
毛の太さにばらつきがあるほど毛は弱ってきており、平均より細い毛が
多く混じっているほど頭皮が弱っていると判断したほうがいい。
次に生えてくる毛はそれより細くなるのでボリウムがなくなり、
薄くなったと感じるようになる。
毛の太さにばらつきがでて、細い毛の割合が多いようなら
はやく育毛して欲しい」という信号がでてると考えたい。
とにかく次の世代の毛は、今の毛より細く寿命も短くなることは事実だ。
いつごろ抜け毛が多かったか
いまは20本くらいしか抜けてないが、2年前は70本ほど抜けていたというケースは
多く、これは2通りに考えて欲しい。
 1.いまはよくなってきているため抜け毛が少なくなった。
 2.慢性化して抜け毛が少なくなっており、進行している。
どちらかといえば2のケースの方が多く、育毛サロンなどで皮脂を除去する
過剰な手当をしている人は「抜け毛が少なくなった」と喜んではいけない。
(頭皮は弱っている)

 

   

抜けただけ、生えてくるような頭皮にする

抜け毛がすくないのに薄くなる人がいれば、多くても薄くならない人もいる。
この違いは頭皮の老化度にある。
抜け毛が多くても、抜けただけまた生えてくればいいわけで、
頭皮を活性化させて、前の世代より太く寿命の長い毛が生えてくる
環境づくりをすればよい。
毛は頭皮から生えてくるので畑(頭皮)がかたいと、栄養も吸収されないし、
植物(毛)がのびのびと生える環境には適さない。
また育毛剤は頭皮を改善する作用が微少なので、
初期の段階の育毛にはいいが、頭皮がおとろえた老化型の薄毛なら、
育毛剤では力不足なので、頭皮を保護する頭皮料を使って頭皮の
育毛環境を回復させたい。