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| 冒頭でも述べましたが、現在、人それぞれで「中国茶」という言葉から思い浮かぶものが異なっている状態にあります。 ある人は、「中国茶」と聞くと痩せるお茶を思い浮かべ、 ある人は、「中国茶」と聞くと飲茶や、飲茶の時に飲み、どんどん注がれるお茶を思い浮かべ、 ある人は、「中国茶」と聞くとペットボトルや缶で売られている烏龍茶を思い浮かべ、 ある人は、「中国茶」と聞くとジャスミン茶を思い浮かべ、 ある人は、「中国茶」と聞くと六大茶を思い浮かべ、 ある人は、「中国茶」と聞くと大紅袍を思い浮かべる。 ここでは、上記の中国茶に関する「キーワード」からいくつかをピックアップして説明することで、「中国茶」のイメージを明確にしていきたいと思います。 |
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■痩せるお茶 各種オークションサイトで検索キーワードに「中国茶」を入力して検索してみると、ヒットする半分くらいは「痩せるお茶」に関する物品になっているようです。痩せる中国茶に対する興味は多大なものがあると、いうところでしょう。 そこで「中国茶を飲んだら痩せるか。」という問題に対する私の意見をここでチョッピリ明らかにしますので、みなさんの「ダイエット」の参考になれば幸いです。 さて、「痩せる中国茶」という場合、そのお茶は下記の2つに分けられます。
この「非茶の茶」を飲むことで普通の現代の食生活をしていながら痩せる状態にするということですから、本来の自然な身体の状態を、痩せてしまう(栄養分の吸収をブロックする、または吐き出す)状態に変える力のある「お茶」であると言えるでしょう。 「痩せるけど、通常の身体機能ではなくなっている。」という状態が望ましいとは、私はどう考えても納得できません。このタイプの「お茶」は身体に対してリスクが大きいので要注意だと思います。 「2」の烏龍茶またはプーアール茶に関しては、薬でもないお茶に対してそれらに微量に含まれている成分によって薬効があるような「痩せる」という表現はできない訳です。 しかし、これらのお茶に利尿作用があり、またお茶を飲むことで身体がポカポカしてきて身体の新陳代謝が良くなるということは実際に飲んでみると実感できます。これだけでも、中国茶は「痩せる」というより「身体に良い」という、それなりの効果があると言えると思います。 それに加えて私は、台湾の烏龍茶を「おいしく飲んでいく」場合、「身体の体質改善」ということにも効果があると思います。 それは、台湾の烏龍茶は香りと味のグラディエーションを楽しむ物ですから、それが楽しめているという状態は身体の調子が非常に良い状態にあると言えると思います。また、台湾の烏龍茶を飲んでいくことで、私と私のかみさんは味覚が徐々に鋭敏になっていき、特に100%自然な台湾烏龍茶の対極にある化学調味料や多量な甘味料に対する違和感、拒否感が敏感に感じられるようになりました。これにより、市販の清涼飲料水やスナック類はほとんど欲しくなくなり、ファミレス系の外食は全くおいしく感じなくなり、家で自然なメニューを自分たちで作って食べることが多くなりました(この部分の詳細に関してはいずれ「食」の項で述べるつもりです。)。 こうなってくると中国茶を飲むことで結果的に健康な食生活を毎日過ごすことができるようになってきたわけで、不健康、不規則な食生活に基づいていた私の大きな体の体重も実際、減ってきたのです。 このことから、私は、中国茶を「キー」にしてトータル的な食生活の改善が実現できれば、結果的に健康的な身体になる(=不要な脂肪が減る、胃腸の調子が良くなる)ことができると思います。 |
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■飲茶 香港で飲茶を楽しんだり、中華料理をとったりする場合、 「お茶は、烏龍茶(主に大陸系の鉄観音が多いようです)、プーアール茶、ジャスミン茶のどれにしますか?」 と聞かれるそうです。日本人はジャスミン茶にする事が多いそうですが。 中国でものを食べるときにどんなお茶を飲むかということは、その中華料理と共に飲まれてきたお茶をその料理の文化、歴史と共に頂くということだと思います。烏龍茶は食前には食欲を増し、食後には口をさっぱりさせ、口臭を洗い流すために飲まれ、プーアール茶は油っぽい料理をさっぱりと食べさせてくれます。 ということは、これらのお茶は、主役である食べ物を支えるために、食べ物に負けない力を持った名脇役であると言えると思います。本来、食べることとペアで、もしくはその前後に飲まれるお茶であるということです。 それに対して、台湾の茶藝館で楽しむお茶はお茶が主役で、本来そのお茶のみを楽しむものであり、茶菓は好みで頼む「添え物」に過ぎません。 本来、食事の時に食事と一緒に飲む強いお茶を、そのお茶だけ何杯も飲んでみたり、お茶だけで楽しむような軽いお茶を油っこい料理と一緒に飲んだりしたらどうでしょうか。 確かにお茶は嗜好品ですので好きな形で飲むことは自由なのですが、本来のそのお茶の飲み方でない形で飲んだ結果、「あの中国茶はおいしくない。」とか「中国茶は私の好みでない。」というような評価が下されるようなことが起きてはいないでしょうか。 初めてのお茶を飲むときは、お店の人やそのお茶をよく知っている人に聞いて、まずは正しい飲み方を試して本来の味を味わった後に、自分なりの飲み方を自由にアレンジすべきではないでしょうか。 ここにも「中国茶」とひとつにくくられているものに、実は全く別の用途のお茶が存在しているというポイントがあると思います。 |
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■ペットボトルや缶で売られている烏龍茶 現在、日本で売られているペットボトルや缶の烏龍茶は、1970年代に某清涼飲料メーカーが発売を開始し、当時のアイドル2人組の「痩せるお茶」発言から一挙に市民権を得ました。 確かにこの「烏龍茶」も原材料は烏龍茶なのですから烏龍茶にに違いありませんが、淹れ方、飲み方が中国のやり方と大幅に異なっていたわけです。 何せ、お茶というものは淹れたての熱いのを飲むのが普通であったのに対して、まとめて淹れたものを瓶、缶で冷たくして飲むという、それこそ新たな飲み物文化を編み出したわけです。つい最近までは冷たいお茶を飲む習慣は中国圏に無かったのに、この日本の瓶缶の冷茶の習慣が中国圏に逆輸出され、広がっているそうです。 某酒メーカーが出している烏龍茶の「一級茶葉を使用しています。」に関しておもしろい話があります。本来、お茶の等級は下記のようになっています。
「自社が使っている茶葉は上から4番目以下の品質の茶葉です。」 ということをメーカーが公言しているということなのです。「一級」というと何か高級なイメージがありますが、実際にはちょっと違うような気がしますね。 |
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■大紅袍 最近、テレビで中国茶の話が出ると、必ずといって良いほど触れられるのがこの「大紅袍」の話です。 このいわれに関してはテレビや本などでよく見聞きする事ですので割愛しますが、実際に売られている「大紅袍」についてちょっと触れます。 大紅袍に関する留意点は下記の2点です。
私がお茶として、この小箱入りの「大紅袍」を飲んだ感想としては、元々、一般に岩茶は力が強いお茶、味が濃いお茶ですので、この「大紅袍」もその基本パターン通り、何杯もは飲めないような濃いお茶でした。これが良いお茶かどうかということは、結局好みの問題ということになりますが、少なくとも私の好みでは無いということだけは、飲んではっきりしました。 |
