Zabadakについてはそれなりに前から複数の筋から”聴くべし”情報がよせられていたのだが、
なかなか機会が無くって聴きはじめは遅かった。まぁいまさらあれこれ言ってもしょうがないか。
で、「人形たちの永い午睡」に関してあるイメージがあるんだけど、
それを人に説明するとたいてい一笑に付されんだわ。
戦争で今まさに死んでゆかんとする兵士が銃後の恋人を思っているところ。
兵士は現体勢(政権)が誤っていることを知っているのだが敢えてそれに殉じている。
場所としてはボスニア内戦の市街戦のビル内の瓦礫の下敷き、
もしくは太平洋戦争末期の特攻隊が今まさに突っ込んでいくとこ。
・・・うーん、やっぱ変なのだろうか?
もっともこの曲単独でそういうイメージなのではなくて
アルバムでのこの曲の直後が「Waking Tour」
で、こっちの方はイメージは
”戦争の終了”による平和の訪れ。
死んでいった恋人(兵士)のことを思い出しながら
満開の桜の下(←歌詞には桜は出ないけどさ、)を
歩いていく兵士の恋人
というふうに2曲セットでイメージが出来上がっているんですけど、
他人にはどーも理解してもらえないみたい。
んで、「Noren Wake」に収録されている「人形たちの…」を観たら
さらに前述のイメージが増長(笑)
なんかこう曲調の高目誘導のおかげで虚無的退廃感が増すんだわ。
「Waking Tour」のイメージの方を強く取ると、
特攻隊を題材の映画の挿入歌「人形…」とエンディンクテーマ「Waking…」に
なってしまうけど。
あと全然関係無いけど「Waking Tour」の方は
中学校あたりの合唱コンクールかなんかで歌っているのを聴いてみたい気がする(笑)
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