遠方から鉄道でやってきた観戦者たちの多くは鯖江駅に降り立ちました。 鯖江駅からサンドーム福井までの移動は主に徒歩になります。タクシーでもありなのですが、徒歩で移動する人の方が多かったと思います。当社員の足でのんびり約20分くらいだったでしょうか。北陸本線下り方向ですと、鯖江駅の直前で右手に悠然と構えるサンドーム福井の姿を認めることができたはず。見通しも良いので、きっと道には迷わなかったことでしょう。 数年前に訪れた時と比べると、周囲の道路がずいぶんと整備されてましたね。駅から会場までは田園風景の中をのんびりと歩きました。幹線道路が近く、地元の方はマイカーを使われたようです。
田園から見るサンドーム福井。一面緑色の田園に映えるサンドームはなかなか綺麗ですね。まさに「そびえる」という表現が妥当!
サンドーム正面。手前に噴水がありますけど、その向こうの正面入口前には実はお客さん達が並んでます!!
多くの皆様は、サンドーム福井の最寄り駅はJR鯖江駅だと思われていたと思いますが、実はちょっと違うのです...。
田園風景を歩く。 水がはられた田圃の中には何か生き物がいたけど、泥が巻き上がって何がいたのかよくわからなかった。
福井鉄道上鯖江駅。密かにサンドーム福井の最寄り駅。たしかこんな感じだった気がする無人駅。
せっかくなので、福井鉄道にも乗ってみましょう。 始発駅:武生新駅でしばし待機。駅の電光掲示板に顔文字が出てきたのが驚きでした。福井方面からやってきた電車がゆっくりと入線してきます。さて、改札で入鋏を受けて乗車。武生新駅から上鯖江駅まで、10分足らずの短い旅です(運賃260円)。 短い編成の車両が、武生新駅を出てからしばらくは住宅地の中を通り抜けていきます。カーブが結構きつく、ゆっくりでしかも大きく傾くので結構怖いです。家もすごく近い!! 武生新を出ると、すぐに1つ目の駅、西武生が見えてきます。古い駅舎の味わいのある駅。2つ目の駅、家久を出ると電車は田圃の真ん中を通り抜け、サンドーム福井を正面に睨んで進んでいきます。そしていよいよ3つ目の駅が上鯖江。無人駅なので、運転手にキップを渡して降車です。駅舎にはサンドームまでのすごく簡単な地図があり、近いのですが、住宅地の中をくねくねして行くのでちょっとわかりにくいかも? ここは方向感覚に任せて突き進むしかない。
午後の試合開始までちょっと時間があったので、その辺を散歩してみることにしました。上鯖江駅近くにある鯖江高校前の通りは、静かで落ちついた独特の雰囲気を醸し出していました。
鯖江高校の校門に続く上り坂。坂下には生徒たちの作かと思われるオブジェがありました。結構立派な作品でした。
のんびり歩いてみると、結構何かが見つかるものなのです。 何が見つかったかは、今後報告します。
せっかくの遠出ですから、名物は何かと探してみましたところ、福井地方には「へしこ」なる食べ物があることを発見! 初めて聞く名前でしたが、どうやら伝統的な発酵食品なのだそうです。皆さんの知ってる発酵食品には、納豆、醤油、くさや、みそ、漬け物、かつお節などがありますよ。 そして、へしこを食べさせてくれる釜めし屋さんを発見。釜蔵さんです。
釜めしのお店、釜蔵さんの門構え。 予約をして行ってみましたら、こんなに立派なお店でした! 入ってもいいのだろうか、ちょっと心配...。 でも行くしかないんですけどね(笑
注文したのはへしこ釜飯。へしこは魚の発酵食品。塩味がきいてて食が進みまっする。 注文を受けてから、かたいお米を25分ほどかけて炊き上げられます。事前に電話で注文しておきますと、来店の時間に合わせて炊いておいていただけます。出てきた釜飯はこんな感じで豪華でした。お値段は1,480円。満足満足!
鯖江駅周辺数kmを散策しただけですが、結構いろいろなものが見つかりました。知らないところをうろうろするのは楽しいですね。 ここで揚げたもの以外に見つけたものもありますので、今後また紹介していきたいと思います。
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平成17年9月12日作成