| ホーム>>>ニュース>>>おたより>>>うい'02.12 | |||
| 『バングラディッシュという貧困の地で教えられたこと』 | ||||
| 日本キリスト教団牧師 大木正人
北九州の教会で牧師をしていた頃、随分とお世話になった石尾さんから、原稿のお誘いをいただきました。ういのみなさんの活躍を会報で知らされ、それによって色々と励まされたり教えられたりしている一人としては、少しでも感謝の気持ちをお伝えしたいと思い、その時は喜んでお引き受けしました。けれども、我が身を振り返ると、ういのみなさんの活動に見合うような事を自分自身は何もしていないことに気づき、日ごとに臆する気持ちがわいてきて原稿が遅れてしまいました。大変御迷惑をおかけしてしまいました。とはいえいつまでもぐずぐずしているわけにはいきません。とりあえず、今、僕が考えていることを書かせて頂こうと思います。 実はすぐる8月の2週間、アジアキリスト教教育基金(略称ACEF)という日本のNGO団体が主催するスタディツアーに、今、僕が勤めている高校の生徒二人と一緒に参加してバングラディッシュに行きました。総勢20人のツアーの主目的はACEFが支援しているバングラディッシュのベーシックディベロップメントパートナー(BDP)というNGOの活動現場に触れることでした。具体的には、BDPが設置している小さな非公認の学校などの見学を通して、アジア最貧国の一つといわれるバングラディッシュから学ぶことでした。ちなみにACEFではこの学校のことを「寺子屋」と呼んでいます。BDPは行政が学校を置かない辺境に、地域の人たちと共同で「寺子屋」を立てて、初等教育や職業教育を行っています。また、「寺子屋」の教師には特に地元の女性を抜擢して運営することで、女性の活動の場をも広く提供していこうとしています。バングラディッシュの女性の平均余命はつい最近まで男性よりも短いという世界でも珍しい数字がありました。それほどに女性が置かれた状況は様々な面で厳しいものがあるのですが、その中でのBDPのチャレンジです。 |
||||
©2003 北九州がっこうユニオン・うい
本サイトの内容を無断で他に転載,複写する事を禁じます。