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  最新Q & A(2003/11/25)  
  Q:テレビニュースでも凶悪な犯罪が至るところで起こっている報道ばかりで、あまり安心して生活できるような社会でなくなっているような気がしています。それはそれとしてきちんと考えなければいけないのでしょうが、現実問題として私の学校でも学校の近辺で包丁を振り回す人がいたということで大騒ぎになりました。
 学校では、やはり子どもの命最優先ですので、下校時間を早めるなどできる限りの対応はするべきなのでしょうが、それでもなぜかあの「なるほど教室」は続けています。ほんの5分程度やるのですが、子どもからも「もう止めたらいいのに」という声が聞こえています。おまけに教育改革プランの一つ「学校開放週間」とやらまでが、地域に開かれた学校とかいう謳い文句で堂々となされているのです。何か間違っていませんか?(北九州市内の小学校教諭)
 
 


A:そうですね、本当に、真っ昼間に子どもが連れ去られたというような事件が起こっていますから、親としてはその心配は当然だし、学校もできうる限りの対策を講じなければいけないと考えるのが普通ですよね。かといって、すべて責任を持てるわけでもないでしょうが。
 まず、「なるほど教室」ですが、ういが10月初めに指導部と話し合いを持ちましたが、明らかに形骸化しつつあるということがよく分かりました。議会答弁のために作った資料を配付して、「よかった」という意見がたくさんあったとか、「参加が多い」ことをよいことのように言っているかのように見えて、結局、「参加が多すぎて本来の趣旨が全うできていない」というのが現実のようでした。これから、人数を絞り込んでいくことが課題であるかのような回答でした。そのことで、教員の仕事の軽減にもなるということのようです。どこの学校も参加者が減っているのです。そして、希望者が参加してきたので、結局「勉強好き」の子どもだけが残っているのです。そうでなければ、ほんの20分やそこらでささっとドリルに取り組んでやり終えて帰るなんてことができるはずがありませんからね。あなたの学校で、下校時間を早めたと言うことですが、5分程度でも学習できるような子どものために「なるほど教室」を開いたのでないことは明らかですよね。このまま形骸化していって、システム的なやり方は止める方向へと持ち込みたいと考えています。
 学校開放週間ですが、これも明らかに都市部での社会問題を考えると、全く状況判断の間違った施策だと思います。
 実際にこれも1週間学校を開放した結果、いわゆる普通の保護者が学校へ訪れた数はどこも数名程度ではないでしょうか。学習発表会とかバザーといったイベントと兼ね合わせて初めて参加があったようですね。いわゆる普通の授業にまでにわざわざ仕事を休んだり、予定を変更して学校に出かけてくる保護者はいないでしょう。ほとんどがPTAの役員か地域の老人会の役員です。塾の経営者が来ていたという話も聞きます。
 学校だけに地域との交流のような幻想を求めるやり方に問題があるような気がします。下校時に安心して帰れないようなご時世に、学校は開かれているのだから、いつでも、だれでも、教室までにも入って良いというのは、一体だれの思いつきなのだろうと疑問を持たざるを得ません。何かことが起こればという危機感を持ちながらも、校長らは教育委員会の言うとおりに形だけでもやらねばならないというのが、またお決まりのパターンのよいうです。あまり答えにもなっていませんが、「裸の王様」はだれなのかをもう一度ようく考えるしかないですかね。しかし、子どもの命は最優先です!

 
   
     
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