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 「はじめに人が家をつくる。次に家が人をつくる。」
これは、
第二次大戦中のイギリスの首相だったチャーチルが残した言葉です。

家(=施設)とは、住む人や利用する人々の「人間関係」や「住環境」
家そのものの「質」の善し悪しが一体となって「家」といえます。 

そのどれもが必要な要素であり、どの一つが欠けても家として魅力を失い、
住む人の精神衛生や健康に問題を起こす結果になることは明白です。 
また家は、防災・防犯上の安全が守られ、「物理的安心感」がなければ
安らかに住むことができません。 

幼い子どもに「安心」して生活できる保育環境は、人間形成の上でも
非常に重要であると考え、わかみず保育園は、
保育施設における「質」と「安全」を第一に設計いたしました。

ソフト面の「」、ハード面の「空間」、
この両輪が一体となった保育事業を理想に掲げ、
地域の皆様の子育て支援に全力を尽くします。



























このような保育環境の提案

 考え抜いた快適な保育環境・・・


1.美観
日本の道路を通っていると路面はつぎはぎだらけで、その周りはやたら標識や看板・広告が多いと思いませんか?街並みや景観やを無視しているかのようなそれらの掲示物は、決して美しいとは言えず嫌悪感すら覚えます。一貫性のない公共工事や法整備が追いつかない弊害でしょうが、子供の目にはどのように写っているのでしょうか?保育施設にしても同様だと思います、当園では美観を大切にして、壁や窓ガラスに貼り付ける環境整備は 行いません。また、キャラクターを使わないのは、保育園自体が固定したイメージに支配されることを避けるためです。未発達の幼児期の子供に、保育施設の中でゴチャゴチャした多くの掲示物を見せるのではなく、整理整頓されシンプルで美しい空間の中で生活してこそ、子供達が様々な自分の価値観を形成していくものだと考えています。


2.室内装飾・色調
園内外は色彩をよりシンプルに仕上げています。自然素材を使いながらクロスはより純白に、建物の外壁にも「真っ白」を基調に、建具は木目を生かした優しい色調にしています。これも落ち着いた保育環境を作るために欠かせない条件です。 キャンバスに色を塗る前は白であるように、生まれて間もないこどもたちにも真っ白な清潔感溢れる中で色彩感覚も養われるのではないかと考えました。


3.オリジナル&
非日常空間
家具・建具はオリジナルにこだわりに全てオーダーにしました。既製品を購入することを避け、当園だけのオンリーワンなのです。保育室と独立した大理石造りの暖炉を配した「専用ランチルーム」を設け、絵画やステンドグラスを見ながら、家庭では味わえない贅沢で楽しい給食の時間を味わうことができます。


4.空間認知
バリアフリー設計が盛んに言われていますが、当園では敢えてバリアフリー設計ではありません。子どもに小さい頃から空間認識を養う目的で段差をつけて作っています。 例えば、トイレは「生活空間とは違った場所、排泄を行う不浄な場所」であるとか、ランチルームは「食事を楽しむための特別な空間、清潔にしておく場所」というような空間認知を「段差」で表現しています。 ですから、トイレはスリッパに履き替えて利用するなどの基本的生活習慣や衛生観念を日常の保育の中で教える役に立っています。 上履きのままトイレを利用し、そのまま部屋に戻って食事をするようなことがないため、室内は清潔に保たれます。


5.園章
新園舎建設とわかみず保育園26年目の新しいスタートを記念して作りました。デザインは(株)大宣のプロデザイナーに提案してもらい、4ヶ月間の時間をかけて職員と意見交換しながら作り上げたものです。 アルファベットの「W」を基本にして、中央は子どもをイメージして両側に保護者と保育者が手を取り合って子どもを育んでいく姿を現しています。 中央の子どもが高く位置しているのは、崇高な理想を持った大人に成長して欲しいという願いが込められています。


6.環境負荷
最近エコロジーが盛んに言われていますが、保育施設においても例外ではありません。環境負荷を減らすことや資源を無駄にしない何かを実行することが必要です。当園設計時に地下埋設した「雨水貯水タンク」は、雨水とプールで使用した水を約3トン貯水することができます。この水を再利用して園庭の植木や芝生に散水しています。さらに園庭には「太陽電池式ソーラー時計」により、いつも正確な時刻を伝えることができ、さらに「デマンド監視装置」によって経費削減・省エネにも貢献しているのです。又、芝生は酸素を排出するため地球環境にも、こどもたちにとってもよりよい環境になっています。ハードルは高いのですが、これからも環境負荷を減らしエネルギー自給率の高い施設を目指します。


7.遊具
子供は、どんな遊具を与えてもそれなりに喜んで遊んでしまいますが、遊具なら何でも良いというものでは決してないと思います。今回設置した大型帆船遊具は、幼児期の原体験を他者と違った経験をさせてあげたい、誰もが想像しない驚くような遊具にしたい、しかも完全オリジナルでと考えた結果、タカオ株式会社の協力で実現しました。どこの保育園にあるものではなく、見ているだけでもけでも楽しく、大人も子供もワクワクして遊びたくなるようなそんな遊具です。コンビネーション遊具やFRP遊具と違って、細部においてもリアルに再現し遊具の持つフォルムの美しさや芸術性に触れることで、子供の五感を刺激し新たな創造力・発想力を促すような遊具でありたいとこだわって作っています。

 トイレをバリアフリーにする必要はあるのか?

答えから・・・・・
「NO」です!(断じて)

それは、トイレは毎日多くの人が利用し、衣服の着脱を行うため繊維くずや体毛が落ち、それらがトイレ内の水分・雑菌と一緒になってカビやダニの発生源となります。仮に、カビやダニが発生するまで放置しなかったとしても確実に目に見えないゴミくずは落ちていることは予想できます。

もし、トイレにスリッパを置かず、「バリアフリー」にするとそれらの雑菌の付着したゴミを容易に生活エリアに持ち込むことになります。

(皆さん、おそらくこんな環境で生活したいと思わないでしょう)

「人間のバリアフリーは、
    雑菌にとってもバリアフリーでもある。」


という結論からバリアフリーを取り入れていません。
だから、トイレに段差があることは決して悪いことではないのです。


必要ならバリアフリーはいつでもできますが、
一度やってしまえば元に戻すことは非常に面倒な作業です。

当園は、過去25年の施設運営の経験とノウハウの中からあらゆる
側面を考慮し検討を重ねて、使い勝手とリスク回避を両立しながら
乳幼児の健康と安全を第一に施設設計を行っています。

※トイレ内も、毎日の清掃&オゾンエアにて清潔に保たれています。