このページでは質問の多い病気や症状を出来るだけ、わりやすく
説明し、その場合の対処法などを紹介しています。

※あくまでも参考例です!個人の体質などで病気や症状は異なります。

 case1発熱時の処置について教えてください。
 アドバイス発熱時には熱さましは使わないないほうが良いという意見もありますが,注意深く使ってあげたほうが良いでしょう。熱が高いために、食欲がなくなり脱水症になったり、体の消耗が進んだりすることが多いからです。お母さん方で、ちょっとした微熱があって大変きつい思いをしたことがありませんか。そんな時、軽い解熱剤を使用して大変気分がよくなり、食欲も出てきてすぐに病気もよくなった経験がおありと思います。熱さましは悪いのではなく、患者に適した質と量を使うのは、大変よいことと思います。

 case2:点滴をすすめられましたが、かわいそうで・・・・・・
 アドバイスこの20〜30年間で点滴(輸液)の技術が進歩し、乳幼児の死亡も少なくなっています。一昔前は、脱水のために多くの子供たちが亡くなっていました。輸液は大事な治療法です。医師からすすめられたら、是非受けましょう。輸液をうけないでいると、患者さん(子供さん)の苦しみが長引き、ひいては死亡することもあります。痛がるとか、時間がかかるとか親の都合で輸液を受けないことは、間違っています。軽くみえている場合も、「この患者さんはこのままだと、状態が悪化する」のが専門の医師には見えており、早めに輸液をすすめられることもあります。早ければそれだけ治療が良く効きます。子供さんも早く元気になります。私が開業した20数年前は、輸液をすすめると、いやがるお母さん方が多かったですが、最近は輸液の効用はずいぶんと理解されて来ました。子ども自身も嘔吐などで倦怠感が強いときなど、自分から「点滴を・・」と言うほどに、輸液が理解され来ました。ずいぶんと治療しやすくなりました。

(陰の声)
輸液は時間と労力がかかり(特に小児では)医療機関の採算性を考えると、割の合わないものです。しかし治療が奏功しますから、当院では積極的に行っています。採算性のことを書きました理由は、医院が、点滴で治療費を上げようとしていると思っている患者さんがおられらからです。

 case3:子供はいつころからしつけたらよいのでしょうか。
 アドバイス子供を注意しない親とか出来ない親をしばしば見かけます。たとえば、診療室内で医療器具等をあつかったり、水槽の魚をたたいて驚かしたり、外ではちりを平気で捨てる・靴のまま座席にたっているとか、ほんの一例をあげてみましたがよく見かける光景です。しつけ、特に物事の善悪は小さい頃からきちんと教えておきましょう。(中には、善悪が判断できないのか、注意しない親がおられます。)ただし怒ってきつくいましめるのではなく、その年齢に応じた方法で言い聞かせることです。その方法はここでは触れませんが、これを読まれているお母さん方はよくわかっておられると思います。赤ちゃんは赤ちゃんなりに言い聞かせて下さい。赤ちゃんなりに理解します。診察時にかんしゃくをおこして、泣いたりしなくなります。

 case4:乳児検診を受ける時期について教えてください。
 アドバイス生まれてから1歳になるまでの子供の変化を考えてみてください。生まれて目も見えず、ただおっぱいを飲むだけの時期から、光に反応して、喃語(←意味わかりますか?)を発し、首が据わり、両親がわかり、言葉を少しずつ理解し、這い這いして歩けるようになり、会話ができ自己主張が出来る。体重も生まれた時の3倍くらいに増えている。人間の(動物の)一生で、これだけ変化する時期は他にありません。1歳までは、体の中も外からはかり知れない変化の時期です。1歳までは毎月健診でチェックを受けるのが良いと思いますが、少なくとも2〜3ヶ月に1回は乳児健診を受けられると良いでしょう。

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