FRPでパーツを作ろう!
SS用シート製作編
その1

「まずは原型作り!」
成功確率30%

パッソルのシートは錆びてて朽ち果てており、こっそりヤフオクでシートを入手したもののやっぱり爪が腐食して使い物になりませんでした・・・
それなら、「無い物は作るしかない!」との思いからSS用のアンコ抜きタイプシート製作に挑みました。(^^;;

幾度と無くカバーの張替えをおこなった為か爪も脆くなり、
張替えも出来ない状態でした・・・
型作りにウレタンを使うと聞いた事を思い出し、ホームセンターを
回り安い接着力のある言う、ウレタンフォームスプレーを購入しました。
さてさて、、、
どんな風に固まるかも分らないし、使いきりタイプなの一発勝負なのが
気になりますが、物は試しと大量に注ぎました。

参考までに、、、
残りをポリ袋に入れて置いてましたら、一晩経っても固まらずに再度使えました。
丸1日後
カッターナイフを使い、好みの形に成形していたら、まだ内部が固まっておらず、
作業を中断し一晩放置したら、再度発砲してこんな風になりました。(汗)
何かの芸術作品みたいです。(笑)

カッターナイフを使い形を整えた後、自分が理想とする形状を想像して
表面にFRP用樹脂を塗り固め、研ぎました。
それにしても表面を均すのがシンドイです・・・

※粉塵が凄いので風向きに気を使いながらカットしてください。
細かい傷はパテとFRPマットを切り裂いて作ったFRP樹脂パテモドキで
埋めて仕上げました。
この状態になるまでに1週間ほどかかりました・・・(汗)


それにしても色とりどりです。(^^;;;;;
剥離剤を厚めに塗りました。


FRP作業開始!

気温が低いので、約5%程度の硬化剤を入れて撹拌させました。
撹拌後は時間との戦いですよ!(^^;;
型にローラーを使って樹脂を塗ります。
上記の画像と見比べると分りますが、硬化剤を入れると色が茶色系に変色します。


お金が無いのでゲルコートは塗ってません(^^;;
脱泡ローラーを使ってエアーを抜きます。
この時、どれだけエアー抜けるかで仕上がり具合が決まります。


夏場は、1〜2時間、冬場で丸1日放置・・・
離型をし易くする為に余分な箇所をサンダーでカットします。
粉塵が凄いので、風向きに気を使いながらカットしてください。
さもないと粉人間になります。(^^;;
傷、小さいピンホールを発見したので、穴埋めに樹脂を塗りつけて乾かし
研ぎ、PRP用パテを盛りました。
表面を滑らかにするためにプラサフで細かい傷を埋め、耐水ペーパー600、1000、1500番で研いだ後に更にコンパウンドで磨き上げました。
その後、離型剤を3回塗りこみ拭きあげました。