FRPでパーツを作ろう!
SS用シート編

その2
「本番だ!

成功確率75%


いよいよ製品作りに取り掛かります!
ここで失敗すると今までの苦労が無駄になるだけに慎重に作業をおこないました。(^^;;

三枚重ねで作ります。
これが後で後悔する嵌めになろうとは・・・

見た目と強度を考慮して
 クロスマット
    ↓
 ガラスマット450g
    ↓
 ガラスクロス
の順で重ね貼りしました。
シート表面になる部分にクロスシートを貼ります。
ローラーより刷毛を使った方が、シワ伸ばし、脱泡も
し易いです。

クロスシートは、マットに比べると伸びがあり、曲線部分に
適しています。仕上がり後の凹凸も少ないです。

天日で乾かすと早く硬化します。
ある程度固まったら不要な縁をハサミでカットします。

黄色部分(クロスマット2枚)の厚みが約0.5mmしかなく、
強度的に心配なので、マットとクロスを重ね貼りしました。(^^;;;;

型から外す為に隙間に先を削った割り箸を隙間に
差し込んで剥がします。
割り箸を地道に突き刺し、木槌で叩いて地道に外しました!(^^;;
パテはどうしても着くみたいですね・・・・(>_<)
シートステー台座を作ります。

タップを切った5mm厚の鉄板を貼り付けようかと思いましたが、
重量が増す上に見栄えも冴えないので、FRPの中にフランジ付の
ナットを埋め込む方法にしました。
先ずは、ナットを借り着けするためにシート表面をリューターで
均し、エポキシ接着剤で接着させました。
位置、傾き等を調整するのは言うまでもありません。

ガラスマットを何枚も重ねて約5mm近い台座を作り、これを樹脂で固定させれば大丈夫な筈です。(^^;;
ガラスマット3枚+クロス1枚重ねで、約2.2mm厚の台座を作り
穴を空け、純正のクッションゴムを差込みました。
受け側の位置に合わせ、刷毛を使い樹脂を塗り込んで
接着させました。
あとは整形を施せばOKです。
表面を均し、軽くプラサフを塗りました。
この時、既にピンホールが・・・
このピンホールはプラサフを重ね塗りしても穴は塞がりません・・・
試しに塗装してみたら、ピンホールがいっぱい・・・(>_<)

ピンホールが出来る理由を数軒の自動車板金屋さんに尋ねましたら
FRPゆえに巣が発生しやすく、発生した巣に塗装が吸い込まれてピンホールが
できるようです。

ピンホールの発生を抑えるためにゲルコート、トップコートで
表面処理(埋める)
と言っておりました。

金欠が災いをもたらしました。。。
ホーセンターにてピンホールにも使えるパテを購入し
埋めました。(^^;;
地肌ではお尻が痛いのでスポンジマットを
カットして敷きます。
最初にシートとお尻に合わせて型紙を取り
ホワイトマーカーでラインを引き、ハサミで
切りました。
塗装はつや消しに変更し、スポンジマットを両面テープを
使って貼り付けました。
切断面が・・・・ (^^;;;;;;;


今回の作業をふり返り思ったのですが、ヤフオクで中古のシートを買った方が断然安いです。(^^;;;;
しかし、自作には試行錯誤して製作するだけにいろんな思いでも出来、自信もつきます。(^^)
「パーツが無いから出来ない!」と思い込んでしまう方は、諦めずに打開策を見つけ何にでもトライしてみましょう♪






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