JOG80 水冷化作戦
その3

エンジン初動!

再加工し直したカウル
ライターで炙り盛上げ修正数箇所。(^^;
(塗装は下塗りの状態、指紋べた付き)

現在、オーバークール傾向の為、ネット貼る事も検討中。
(65℃付近に上げたい)
初走行後、各部チェックで発見!
ウォーターポンプからの水漏れで危うく、モーターが死ぬとこでした(^^;
液漏れ防止剤を注入で対処。

新品なのにどうして漏れるの!
武川さん!?

インプレ その1

外気温約20℃で走行モーターON時、水温約50〜56℃
液漏れ防止剤注入後は漏れ、ニジミは発生なし。(^^)
全水冷化にてエンジン音低減。
走行中モーターのON、OFFが面倒。
自己満足度100%!( ̄^ ̄)v
エンジンをバラスのが大変(^^;;


現在の循環方法ではエンジン内の水温が正確に把握出来ない為、車の風量調整の抵抗を使い通常走行中でも低速でポンプを回してます。
(高温に成る為、フロントカウル内に設置)
通常は外気温を考慮し、低速又は中速でポンプを回し、水温が上がってくると手動で高速にします。これにより一般走行中でもエンジン内の水温がある程度把握できます。
(現、気温22℃ではオーバークール状態ですので、ラジエターの一部をテープで目張りしてます。)


※数年先にヘッドに水温スイッチを埋め込み、現在は取り外し済


自作図面設計製作水冷シリンダー
”冷却卵もどき”


全水冷化されたJO80改のエンジンです!
工作機械と精密な?図面さえ引けば皆さんにも作る事が出来ます!
溶接式は腐食の心配がありますが、この方法は殆ど心配いりません。
但し、溶接によるピンホールには注意が必要です。
製作してみたい方は知恵と工夫を搾り出して下さい。
私は一切お答え致しません。
(事情によりボカシを入れております。)
あとがき
全水冷化をして、『どうなったか!』、『速くなったのか!』と聞かれますが、私のJOG80改は熱ダレが無くなっただけで特別何も変わりはありません? 
只、二次圧縮比が低下、ファンレスのせいかレスポンスが若干向上しました。エンジン音が僅かに低減しました。

かえって車重は増えるし、管理に気を使い、しかも大金が要りました。(^^;; 
アウターローター、電装類がむき出しの為、防水対策を施さないといけません。
なかには『何故そこまでして全水冷化をしたのか?』て聞かれた事もありますが、

永年の夢でした!
高校生の頃、雑誌モトチャンプでヨシカワのユディーミニが対流式の水冷ヘッドを付けて走行予定との記事を見てからズッ〜ト!夢見てました!
只、やるからにはヘッドだけ水冷では無く、シリンダーも!との考えを持ち続けていました。
当時、あっちこっちとの溶接屋さんに行き頼みましたが、
『鋳物はゆっく熱して溶接して藁灰の中で冷やさないと歪んだり、割れたりするので溶接はできん!』と断られました。
あれこれ考えているうちに数年が経ち、行きつけのバイク屋の親父さんに相談したら『銅製のパイプを巻き付けては?
とのアイディアを頂きましたが、納得せず更に数年が経ち、またもやバイク屋の親父さんから『○○○・・・したら』との
アイディアを頂き、自分なりに進化させ考えましたが、いざ加工となると必要な機材が無く半ば諦めておりました。
更に数年が経ち、得意先にアルゴン溶接、機械工作が出来るお客様を見つけ、しかも、
雑誌で”関東の雄 やすゆきさん” の水冷システムを見て確信が付き、製作にこぎ着けました。

やすゆきさん、ありがとう御座います。
m(_ _)m


製作、ホームページUPにあたり陰ながら、応援して頂きました”関東の雄 やすゆきさん” ”ギャグJOGの大橋さん”。
ご両者様の折角の助言、アドバイス等をお断りまして、大変失礼を致しました。 m(_ _)m
出来るだけ自分のアイディアと知恵と工夫で製作したかったものですから・・・
御理解下さい。
そして、冷却システムを製作にあたり、フライス盤を
ド素人の私に貸して頂きました隣町の I 精工さん、ありがとう御座いました。m(_ _)m
皆様、今後ともお付き合いの程を宜しく申し上げます。m(_ _)m