検査後の治療の方針は3つあります。
・1 生活習慣の改善のアドバイス
・2 薬の処方
・3 リハビリ
・4 他院への紹介
・生活習慣の改善のアドバイス
一般的に、「ふるえ」という症状は、気持ちが安定して落ち着くと軽くなる傾向があります。原因がわかってスッキリしたというだけで症状が改善する方もいます。こうした方にとっては、正しい診断を下すことが治療にもなっているわけです。
薬の処方
なかなか自分自身ではリラックスできない方には、適切な向精神薬などを処方する場合もあります。もちろん、ある程度メカニズムのわかっている病気の場合、それに適した薬を用いるのは言うまでもありません。
・リハビリ
脳血管障害、運動器障害のリハビリが行えます。
理学療法士と作業療法士により専門的なリハビリを行ってゆきます。
・他院への紹介
「片側顔面けいれん」の場合など、手術が適切であると判断した場合には、当院が責任を持って適切な病院へと紹介します。
「ここへ来て本当によかった」と言っていただけた時が、医療に携わる者にとって最も嬉しい瞬間です。
脳神経外科医として、高い診療技術を提供することが、当院の理念です。
脳外科医として最も見逃してはいけない疾患のひとつが、くも膜下出血です。
頭痛やめまいなどの比較的軽微な自覚症状のうちにいち早く見抜き、くも膜下出血を未然に防ぐことが脳外科医の使命とも言えます。
自覚症状があまりないのに、調べて見たら異常が見つかるということも多々ありますので、症状の程度によらず、徹底的な検査が重要なのです。
人の運命を左右することにもなりますので、根拠のない診断は絶対にしません。特に、今まで一度も検査をしたことがない方は比較材料がありませんので、念入りに検査を行うことで安心していただくことを心がけております。
皆さまに「来てよかった。助かった。」と感じてもらうこと。
少しでも安心して帰っていただきたいと願っています。
私どもは、患者さまには、物事を教えてもらう立場にあると思っていますので、常に学びの姿勢でしっかりとお話を伺い、丁寧な言葉遣いを心がけています。
体調に不安がある皆さまの重大な疾患を見逃すことがあってはいけません。
問診では、いつからどういう症状が出ているのかということはもちろん、どういう仕事をしているのか、どういう生活スタイルなのかなど、多くの情報を聞き、来院された際の体の動きや話し方なども観察し、診断に役立てています。
疾患を見逃さないためには、5W1Hをヒアリングすることが大切
皆さま一人ひとり、置かれている生活環境や今までの人生などがそれぞれ違うのですから、原因や症状も人それぞれです。
推理力、洞察力を働かせることで、
院では、迅速かつ正確な情報管理と、緊急時の的確な対応ができるように、全てのカルテを電子化しております。
検査で撮影したMRIやCTの画像もデータ化され、診察室のモニターでご自身で確認していただけます。
患者さまの全ての情報は電子カルテで一元管理し、スタッフ間の情報共有はこの電子カルテ上で行うシステムです。
これにより、些細な情報でも全てカルテに記録できますので、いざという時に全てのスタッフが素早く対応できます。
院長を含め、スタッフ18名の抜群のチームワークで患者さまをお迎えします。