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MY TV 日記(2003/2/17〜28)
2月28日(金)松井メジャーオープン戦初ホームラン!
あまり大げさに騒ぐとこないと思うけど、新聞のトップニュースにもなりかねないような 扱いだ。ニューヨークヤンキース松井秀喜選手にオープン戦初試合、2打席目で早くも ホームランが出た。BSでの中継は午前3時からというので生で観るのは諦めたが、まず朝のHNK「おはよう 日本」のトップでその朗報を聞いた。 (詳細は少し後のスポーツコーナーだったが)。フジの「とくダネ!!」でもトップ。 午後の「ザ・ワイド」でもトップ。ここではそのことについての 街頭インタビューまであった。本当に号外でも出かねないようなトップニュースだ。
このところスポーツ ニュースでも松井のキャンプ地での練習風景がトップを飾ることも多かった。少ない練習期間の 後のオープン戦、どのくらい通用するのか、みんな期待と不安で見守っていたと思う。 それだけにやはりうれしい気持ちは誰も共通するものだろう。 3年前のイチローのときもそうだったけど。「おはよう 日本」の三宅アナも「うれしかったです!」と 解説の高橋直樹に言っていた。本試合でもないのに、騒ぎすぎとは分かっていても、やはりうれしいものだ。 松井選手の性格のよさも目に付く。巨人時代からその精神力の強さは感じていたが。
松井が そこそこの活躍をすれば、シーズン終わるまで松井の試合の様子は、スポーツ界ではずーっとトップクラスの話題と なるだろう。
2月27日(木)夫婦間殺人2件
夫が妻を妻が夫を殺すという物騒な事件は最近ではめずらしいものではなくなった。 よくあるパターンは別れ話のもつれから未練の残る夫が、妻を殺して無理心中みたいな ことである。そういう話を聞くにつれ、男の身勝手さに腹が立つと同時にあわれさも感じ、また女の無念さを 思うと気の毒でたまらなくなる。
ところが今日「スーパーモーニング」で聞いた2件の夫による妻殺し、及び 妻の夫殺しはそれよりもっと身近に感じる問題で、他人事とは思えなかった。
1件は非常にまじめな元公務員のだんなで、今は退職して家に居る。 なぜ妻と仲が悪くなったかといえば、その夫の母親(妻にとっての姑)の介護問題が その原因という。それほどないがしろにしたわけではないのだろうが、夫に取っては 不満なものだったようだ。その母親は95歳という高齢で 亡くなったのだが、その後二人の仲は急速に悪くなり、夫の暴行が始まる。 それで離婚ということになり、その話し合いの中で事件は起きた。夫の暴力を起こすほどに荒む気持ちも分からないではないけど。 でもやっぱり妻をどこか自分の所有物のように見ていたのでは、と思えてくる。
もう一つはもっと卑近なことからの殺人。昔兄弟間で起こったことは聞いたことがある。 テレビのチャンネル争いである。梨元さんが指摘するように、火曜日の夜といえば、妻にとっては 「伊東家の食卓」ー>「踊る!さんま御殿」の流れがあり、夫の方は 8時から時代劇(藤田まこと主演)があるので、そこらへんの争いではないのか。
実際家でも8時からは見事に分かれる。(だいたい夫と見たい番組が同じものって、 数えるほどしかないのだ。)だから私はさっさと自分専用テレビを買った。 同じ部屋で見てもいいようにイヤフォンまでしている!
ささいなことで始まるのが夫婦げんか。それが険悪になるかならないかは、日頃の関わり合いの 程度の度合いによると思われる。
2月25日(火)徳永有美(テレビ朝日)はがんばってる
テレビ朝日、朝のワイドショー(情報番組)「スーパーモーニング」でベテラン陣(アナウンス部長?渡辺宣嗣と”ニュースの職人”鳥越 俊太郎)に挟まれて「勉強になります!」とばかり”若さ”をぶつけている徳永有美アナ。顔は美形だが 体育会系の性格らしい。緊張感のある中でも笑顔ではきはきとニュースを読み、けっこうシビアな問題にも 意見を述べる。正義感もある。この番組は報道番組の側面もあるし堅いものから芸能もの、女性問題、生活情報、 いろんな話題を毎日こなさねばならず、勉強も大変だろう。
そんな徳永アナが今日(25日)討論「寂しい日本の 主婦」という題目で、あの専業主婦批判を展開する石原里紗に臆することなく反論した。(今週の「朝ワイド」参照) それが少しも嫌みじゃなかった。反論を返されても聞くべきことは聞く、譲れないところは譲れないといった態度で、やはり 体育会系のいいところが出てると思った。まあ、顔がかわいいのも得してるけど。
2月23日(日)キムタクドラマ「GOOD LUCK!!」
初回の視聴率が30%を越えて(関東地方)さすがキムタク、いまだ人気衰えずと、 驚きの目をもって見られたTBS日曜夜9時のドラマ(昔の「東芝日曜劇場」枠)「GOOD LUCK!!」だが、私は もちろん積極的にではないけど一応観てる。(家族の一人が観てるし)内容はと言えば、いつも予定調和的に解決する飛行機内外での事件、 トラブル、ローティーンのような木村と芝咲(コウ)の恋愛感情、あと先輩パイロット(堤真一)との確執と友情? 定番時代劇を観るのと同じレベルの頭しか使わなくても理解出来る中身です。まあ、人が死んだり傷ついたりとかが ない分、日曜日に家族で観るには適しているかも。
が、なんといっても、これを観てこの次もまた観よう!と いう気にさせるのは、エンディングのかっこよさにあると思われる。それに貢献しているのが山下達郎の 主題曲「RIDE ON TIME」。これ、昔の曲だと思うけど?(はっきり憶えてないが)この曲のすがすがしさと ずらりと並んだ出演者たちの背景をANAのジェット機が飛び発つシーンは、まさに爽快感が漂う。私みたいに 飛行機嫌いでもなんかANAなら安全じゃないか、ちょっと乗ってみたいなと思わせる。ANAの宣伝効果は抜群だろう。、 あとキムタクのせりふに関してはどのドラマでも同じ口調という批判が出てたが、確かに。でもこれは他の 役者もそう変わらないと思う。あくまで”オレ流”にこだわってるんじゃないの?それより松村邦洋のものまねがそっくりだと いうことが、よく分かった。
2月22日(土)坂下千里子はしたたかだ
私が坂下千里子の顔と名前を知ったのは「踊る!さんま御殿」だったと思う。 そのときに聞いた話ではテレビデビューは何かのCMだったとか。このときのさんまとのからみでうけた記憶が あるが、それからトントン拍子にいわゆるパラドル路線で売れ始め、たまに深夜番組を目にすると、こんなのにも 出てるのか、というような私が日頃観ないようなバラエティにもレギュラーで出ている。この「さんま御殿」は 中途半端なお笑い芸人やグラビアガール、タレントたちにとって売れる(あちこちで使ってもらえる)きっかけと なる、登竜門のような場所でもあって、かつて相田翔子が何気に口にしたちょっと恥ずかしい単語がさんまに うけて爆笑をさそい、それ以来、元アイドルがまじめな顔で”なんか面白いこと言いそう”という期待だけで、 あちらこちらのトーク番組に出るようになったのは、記憶に新しい。相田の場合元ウインクという看板も もちろん多少はあるけど。
で坂下千里子である。話し方にちょっと色っぽさがあるのはなぜだろうと思うのだが、 声の質もあるだろうし、いつもいっぱいいっぱいという感じのしゃべりがそう思わせるのでは。 でもいっぱいいっぱいのようで気持ち的には余裕がありそうな気がする。とにかくしゃべりで自分をアピールする 術を知っている。ベテランも新人もいるタレント集団の中で、物怖じ無く自分を目立たせるなんらかのアクションを 起こせる。目がうるうるで必死でしゃべっているように見えるのは単に涙目のせいなのだ。(と推察する) 若いけどしたたかだな、と思う。なんか普段の生活とかでは意地悪なんじゃないんだろか。これも ただの推測に過ぎないが・・・。
2月21日(金)再放送ドラマ「蔵」(NHK BS)
昨日の続きで「蔵」。これは今から5,6年前の制作だと思う。連続ドラマで やってたときから観ていた。別に宮尾登美子ファンでもないんだが。原作を始め、脚本中島丈博(だったと思う)、演出が大御所、大山勝美 で役者も音楽も総て質が高い。舞台が北陸(?)で雪国というのも味わい深いし、そこに流れる和楽の弦の音(琵琶のような?)の響きが 哀切でまた主人公の女たちの一途に貫き通す"愛”の激しさも表現しているようだ。
渡辺えりこや洞口依子といった個性的な女優も 際だっているが、なんといってもこのドラマで私が感心するのは壇ふみのうまさ。それは役者として凄いと いうよりも、父親から受け継いだ感受性の鋭さを伴う人間洞察の深さから来ているのではと思わせる。 分かりやすく言えば、その役を十分に理解して身も心もそれに成りきっている感じだ。あの私生活で垣間見せる 知性的ではあるがちょっととぼけたお嬢様というキャラとは全く正反対の役柄だ。
そして後半の主人公、 松たか子もこのドラマが本格的なドラマデビューだったと思うが、その瑞々しくひたむきな演技はいい! 役者の本当の輝きはやはりいい作品の中でしか見出せない。
いまさらこのドラマを熱く語ってもどうって ことないんだが、なりゆき上語ってしまいました。本当は私は木内みどりが「徹子の部屋」(18日)で 語った「仮面性うつ病」についても書きたかったのだが・・・。ネタの無いときにでも。
2月20日(木)再放送ドラマ「蔵」(NHK)と「やまとなでしこ」(フジ系)
私の地方では今夕方(午後5時)から3年くらい前に話題になった松島菜々子主演ドラマ「やまとなでしこ」の 再放送をやっている。この時間帯はずーっと最近のドラマ(「ナースのお仕事」だとか「かばちたれ」とか)の再放送なのだが、あまり 興味ないので普通は観ない。テレビをかけて家事したいときはテレ朝のニュース(「Jチャンネル」)を観るのだが。 なんとなく評判取ったドラマだし、と思って見始めた。するとけっこうはまる。だいたい月ー金の通しでやってくれるので まとめて観られて便利。他愛ない”結婚サクセスストーリー”なのだが、あまりに主人公の露骨で分かりやすい 成り上がり志向、結婚の条件(=お金持ち)がかえって潔いのだ。(漫画チックではあるが)。最近のこの手の ドラマっていわゆるドラマっていう代物とはちょっと違っているように思う。現実感希薄、すべてが作り物 (たとえ裏町の魚屋さんの店を使っても)の中でそれぞれのキャラを持った役者がゲームの駒の役目のように 動き、せりふを口にする。ストーリーはご都合主義だし観てる方もそれらを承知で楽しんでいる。ゲームを するように、漫画を読むように。その中でも出来、不出来があり、役者や話の内容により好き嫌いが生じ、 ヒットするもの、しないものに分かれるようだ。(といってもほとんど観てないのではっきりは知らないが)
それと対照的なのがもう何度再放送されたかしれないNHKの本格ドラマ宮尾登美子原作「蔵」。これについては 長くなったので明日にでも。
2月19日(水)韓国の地下鉄火災ニュース、「HR」など
昨日の夕方のニュースでまず第一報を聞いた韓国デグの地下鉄放火事件だが、 今日もさらに被害者の人数は大幅に増え大惨事となった模様だ。この現地からの報道について、日本で起きた場合と比べてなんとなく違和感をもったのは、 発生したばかりの夕べのニュースで、すでにレポーターの人がその現場の車両に入って中継がやれていると いうことだ。車両の中の焼けた部品なども手に取ってみたりしている。「えー、いいの?」というのが私の正直な感想。 また今日は放火犯人が病院に収容されて、治療を受けているのだが、そこにマイクを向けて中継しているのにも 驚く。顔もモザイクなしで映している場面もあった。この犯人は精神的にも正常ではないかもしれないようなのだが、 そのまま放映していいの?これらのことから韓国の報道規制は日本よりも緩い、(遅れている)のか、というのが 今回の悲惨な事件の報道についてちょっと思ったこと。あと携帯電話で消防署への通報の記録が流されるなどは、まさに 生々しいということで衝撃的だった。そういえば昨日の「とくダネ発GOガイ!」でも予定を変更してこのニュースを 詳しく伝えていたが、こういうときに生番組として活かされるのだな、と思った。
話変わって今夜のシットコム「HR」は 爆発的なおもしろさは無かった。久々にもう一人の先生、村井さん(今井朋彦)も登場し、ホイさん、(生瀬勝久)、新入生、鰐淵くんも加わって にぎやかな割に今ひとつ。淡島さん(篠原涼子)はがんばったけど。
2月18日(火)「笑っていいとも!」に綾小路きみまろ
お昼の支度をしながら「笑っていいとも!」をつけてたら、新コーナーが始まったらしく、何か技のある先生を お呼びして披露してもらうコーナー、とか言ってたような気がしたが、(よく聞いていなかった)いきなり 綾小路きみまろ登場!いつもより若々しいブレザー着用。タモリ、久本(雅美)を始め少なくとも 自分より知名度も人気もあるタレントたち(SMAPの中居、ココリコ・・)を前に漫談やるというのも、ちょっと ツライものがあったと思うが、何より観客が若い女性だから、そのネタも神通力が効かない。若い人に とっては見聞きして当然知ってはいるが実感の湧かないことを言っているだけだから、本心からの笑いにつながらないのだ。綾小路も 司会歴30年の実績からその場の空気を読むのは慣れていて、あまり受けないと「なんだ、この静けさは!」 とカバーして笑いを取っていた。タレントたちは「これがあの!・・・」という感じで観ていた。
1ヶ月くらい前、久本、浅田美代子、松本明子司会の「メレンゲの気持ち」に出たときはもっと笑いが取れたのに・・。 やはり観客の年齢層が少しずれているのか?
2月17日(月)「HEY!HEY!HEY!」の宇多田ヒカル
「HEY!HEY!HEY!」に宇多田ヒカル登場。この前 「ミュージックステーション」に生で出ていたのを観てるし、是非!というほどでもなかったが、食事が終わって 自分専用TVをつけてみると、タイミングよく宇多田とダウンタウンのトークが始まっていた。
私はもちろん、 年齢的にもこの番組を毎週観るということはないのだが、ダウンタウンってあまり好きではない、と思いながらも 、松本人志の話芸には感心することが多い。「金縛りにあう」という話から松本のボクシングジム通いの 話になり、よくジムで合うやせた男がだんだんと幽霊じゃないの?みたいなオチになる話、よく出来ていて笑った。
そのあと卓球勝負、宇多田赤いフレームのメガネ掛けてた。近眼?その顔が昔私が知っていたピアノの 先生に似ていておかしかった。何事も真剣に取り組む素人っぽい宇多田、好感もてた。