華蘭虎龍学園〜むねきゅん編〜


 J・ウイングから出ている美少女系2人打ち麻雀ゲームで、
原画者や声優を違いで3パターン出てますが、ゲームとしてはど〜だろ?これ。

 いや別に3種類全部やったわけでも、むねきゅん編ですらクリアしたのは1人だけ
なので結論を下していいものかどうかわからんけど、やった範囲では

  麻雀ゲームである必然性が全くありません(笑)

 なにしろストーリー中に麻雀の話が一言も出ない。「だったら麻雀で勝負だ」
みたいなアナクロな麻雀劇画的手法を取れとまではいわないけどここまで触れない
ってのもどうか?

 さらに対戦そのものも点数関係無しにノミ手でもいいからアガれば可
しかも”チーポンカンやリーチの操作方法が一切マニュアルに書かれていない”
(かろうじてツモ・ロンは自動判別)という時点で麻雀ソフトであることを放棄
してるような気も(ちなみに副露やリーチは”それが可能な時点でXボタン”)。

 さらに1局終了毎にセーブ可(勝ったらセーブ負ければリセットで簡単に5連勝)

 一応、「思考ルーチンが早い」ってのがウリみたいなんだけど、
「早い」っていうよりは「考えてない」といった感じが適切。
3順目リーチで手は「筒子4面子+萬子の単騎待ちでリーチのみ」ってねぇ・・・
ま、点数関係無いシステムだからそれはそれでアリかもしれんが。

 結局のところ対戦部分は麻雀じゃなくてもジャンケンでもなんでもいいんだよね。
単に勝ち負けで分岐するだけだからゲームそのものの展開と対戦ジャンルは関係ないんだから
要するに”原画や声優のファンの方のみ買って下さい”ってコンセプトなんだろうな。

 クロスレビュー的に書けば、
   麻雀ゲームなのに対戦中の操
   作がマニュアルに全く無いの
   は?対戦突入もストーリーに
   関係無くあまりに唐突で点数
   無意味でアガれば可というシ
   ステムも麻雀ゲームとしての
   必然性を感じない。麻雀ゲー
   ムというよりは紙芝居ソフト
   か。原画・声優ファンなら。
で基礎点3点。

   ・・・が、原画が現津みかみなので、個人的には

        「原画ファンポイント+7」で合計10点(笑)

 というか「原画:現津みかみ」じゃなきゃそもそもこのソフト買ってないしね。


 4月21日補訂・・・やはり同じような評価をしてる人がいるみたいですね。

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