(↑しかし中段のofの字が読めんな)
Kircheの「Mirage of sands」
この曲を聴いて最初に思い浮かべたシチュエーションは
「しし座流星群の日」
あの日、福岡は夜間曇で観測絶望の予報。
午後10時の終業後即出発でとりあえず星の見えそうなところを目指す。
午前1時、大分県筋湯温泉近く。曇空で何も見えず。
牧の戸峠近辺。僅かに雪。
瀬の本まで下ってようやく雲の切れ間に星も、方角合わず。
午前3時、大分県竹田市。ようやく東方に視界良し。
大・光・球 流れる!
が、そのうちに雲が覆い、またもや東へ東へと移動。
宇目、北川、延岡・・・状況は変わらず
(というか都市部の延岡に着いた段階であきらめてはいたのだが)
そして日南を抜けて辿り着いたのが小倉ヶ浜海水浴場。午前4時台。
どうもこの辺りでの観測スポットになっているらしく、大勢の人が待機中。
波音と対岸の工場の光と本来この季節のこんな時間にいるはずも無い人々の声
でも結局明け方までに雲が切れることも無く時間切れ。
・・・
後に「Mirage of sands」を聴いたときに、なんだかあの日の
「流れ星を追いかけて辿り着いた浜辺」を思い出してしまい、
このページを作成するための写真を撮りに行ったらなんかイメージそのまんまで。
写真構図の関係でちょっと波の部分が狭すぎですが・・・
ちなみに流星群の日の宇目→北川の移動中に
「こんな夜中の県境の長いトンネルを自転車で移動中のおじさん」
(いや、多分地域住民の方だと思うが、人家ほとんどないとこだし・・・)
に遭遇したり、
(もしかしたら覚え違いで違う日の事かもしれんが)
この帰りに伝説の「J1参入決定戦アビスパ福岡対川崎フロンターレ」を観戦し、
その夜に直行の夜勤中に38度の光熱を発症して早退、
(そりゃ風邪ぎみ状態で-1℃の屋外観戦じゃ熱もだすわな)とか
いろんな事がありましたな。
タイトル・画像撮影場所:
宮崎県日南市小倉ヶ浜海水浴場
2000年4月
あ。あと競馬風の解釈では
「触れた手から…声にすれば…いつか呼んだ…思い出せない」
のところで”名ももう忘れた中津C級底辺の馬たち”
というイメージもあったり。
いつのまにかどこかへとこぼれ落ちて、
いつかのレースで呼んだ馬名も思い出せない
みたいな感じで。でもそれが悲しい訳ではなくて。
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