誰でも病気のような人生の危機に直面すると、不安・死の恐怖を感じるものです。

 

これに上手に対処する生き方のヒントが"生きがい療法"(5つの指針)です。

 

これは日本で開発された森田療法の原理を応用したものです。

 

心の働きとガンとの関係を探る精神腫瘍学の研究の結果、

 

こうした心理療法がガン効果や再発予防効果を大幅に高めることが明らかとなっています。

 

生きがい療法では、困難な病気に直面しても力の限り生き抜くことを目指しています。

 

したがって、身体面の治療においても手を尽くしたベストのガン医療が受けられるよう、

 

医療現場や政府に働きかけてゆくことも、生きがい療法の重要な課題でもあります。